5回目の披露宴♪

七夕の今日、猛烈な暑さとともに名古屋場所が始まりました~☆
 
場所とは関係ないけれど、徳之島ネタをさらに続けます。
 
私が初めて徳之島を訪れたのは、数年前の春場所後、
夫の両親に結婚の挨拶をしにいったときのことです。

春場所が始まってしばらくすると、大阪の夫から、
島では、知り合いの人が何人か集まってくれることになったようだと電話がありました。

その後、どうやら10人くらいの人が集まるらしいとの連絡が入って以降、
訪島が近づくにつれ、その数が30人→50人→100人と増えていき、
急展開した事態をよく飲み込めないまま、その日がやってきました。
 
島に着くと夫の実家への挨拶もそこそこにホテルへ移動。
宴会場で私たちの「ウエルカムパーティ」が開かれることになっていました。

お客さまが着席したのちに、二人が入場するというスタイルで、
これじゃあ、まるで結婚披露宴です。

テルマンは私のことを「ご新婦さま」と呼ぶ始末。
「まだ結婚してないんですけど。
っていうか、ついさっき彼の両親に初めて会って結婚の挨拶を済ませたばかりなんですけど」
と心の中で突っ込みを入れるのが精一杯。

徳之島相撲連盟の会長さん、夫の中学時代の恩師などの挨拶あり、鏡割りあり、
夫の同級生による歌あり、余興あり。
壇上に上がる方はみなさん、開口一番「ご結婚おめでとうございます」とおっしゃるし、
「ウエルカムパーティ」と謳っているものの、これは完全に結婚披露宴。
まだ結婚の日取りも決まっていないというのに、みなさん先走りすぎですよ~

あとで、どなたかが送ってくださった写真を見ると、
ひな壇の私はかろうじて笑顔ながらも、どれも戸惑いの表情が隠しきれていません。

しかし、そりゃ~、無理からぬことなのです。
夫の両親への挨拶だけのつもりが、100人もの方が集まる「披露宴」になっちゃってただけでなく、
夫とちがって私はこういう大規模パーティなんて慣れてないし、
ここにお集まりの面々は、夫以外みーんな初めて会う方ばかりなんだから。

私たちはこのあとも、本番の結婚披露宴までに、さらに3回の披露宴らしきものを経験。
それぞれ、夫を応援してくださる方の音頭により開催された、やはり列席者100人規模のものです。
 
「ウエルカムパーティ」では初々しかった私も、5回目ともなるとすっかり度胸がつきまして、
本番では、私の親族をはじめ友人知人など馴染みの顔も多くあったこともあってか、
実にリラックスして宴を楽ませてもらったのでした。