2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

秀男さん、白扇を置く

今年の九州場所は、白鵬の32回目の優勝で幕を下ろしました。 その白鵬が優勝を決めた結びの一番の触れは、 来月定年を迎える呼出・秀男さんの本場所最後の呼び上げとなりました。 (お誕生日はなんと夫と同じでビックリです!) 秀男さんとは個人的なお付き…

関取が136年間途絶えていない部屋

高砂部屋唯一の関取である朝赤龍は今場所、十両7枚目。 今年は初場所に勝ち越したきり、負け越しが続き、番付もじりじりじりと下がっているのですが、 今日勝って7勝目、4場所ぶりの勝ち越しに王手をかけました。 7年前の九州場所は関脇として土俵に上が…

入幕二場所目の怪物は…

相撲協会のHPで「応援する」ボタンをクリックすることで、ご贔屓力士を応援できる「応援番付」。 先場所、今場所と星の上がらない遠藤にかわって、今場所一番の得票数を誇るのは、新関脇の逸ノ城。 新入幕にして優勝争いを演じ、横綱を倒して13勝を上げた先…

続・アンコとソップ

横綱朝青龍は16歳で来日したときには70キロほど、 高知の明徳義塾高校を卒業後の入門時は106キロのソップだったそう。 入門1年ほどの朝青龍(右) 最初の1年ほどはなかなか太れず悩んでいたようで、夫もしばしば相談を受けたそうですが、 そのたびに「いまは…

座布団が舞わない!?

横綱日馬富士が平幕に連敗。 この波乱に、いつもなら座布団が舞うところですが、 昨日も今日もその光景は見られませんでした。 九州場所の桝席の座布団は数年前から、 2人分が1枚となった長方形のものに変わっています。 その2枚も繫げてあるため、投げよう…

アンコとソップ

大乃国が千代の富士の連勝を53で止めた千秋楽結びの一番が、「昭和最後の相撲」になった、 という記事を今朝の朝日新聞で読みました。 1988年九州場所のことです。 私が10代で大相撲に魅入られたきっかけは、千代の富士でしたから、 この結果にショックを受…

相撲は本来多面的

国立劇場では十月、「双蝶々曲輪日記」が通しで上演されていました。 「双蝶々」は、登場する二人の力士、すなわち濡髪長五郎と放駒長吉の名前の 「長」の音を取り入れたものだそう。 幸四郎と染五郎の親子共演、一人三役を務める染五郎の早替わり、 スーパ…