2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

顔触れ言上

横綱土俵入りのあとに毎日行われる「顔触れ言上」。 (土俵の進行がおしているときは省略されます) 行司さんが土俵上で、和紙に相撲字で書かれた「触れ」を示しながら 「はばかりながら、明日の取組をご披露つかまつりますぅ」 と翌日の幕内取組を一番一番…

懸賞と鮑のお話

今場所は、懸賞の本数が1300本ほどとなる見込みだそうです。 これは今年初場所の1198本を超えて、史上最高。 今場所は新たに、DHCが横綱鶴竜の取組に毎日5本懸けることに。 努力家で一生懸命な人柄なので、社を挙げて応援しようということになったのだそう。…

鎮め物

突然ですが、これは何でしょう? 答えは鎮め物のひとつであるカヤの実を炒ったもの。 (ちょっと炒りすぎ ^_^; ) 今年の初め、夫が外国人に向けて相撲講座をしたときに通訳をしてくださった方が、 カヤの実を見たことがないという夫にくださったのでした。 …

「申し合い」の真の目的

「申し合い稽古」では、何十人もの力士がひとつの土俵を囲みます。 勝負に勝ったほうが次の相手を指名するので、勝ち続ければ何十番と稽古ができるけれど、。 指名してもらえないと、まったく相撲が取れません。 土俵を取り囲んでいる力士たちは、自分を指名…

申し合いと三番稽古

今年の夏の巡業から、稽古に「申告制度」が導入され、 従来の「申し合い稽古」が行われなくなったことは前々回に書きました。 そんな話を先日夫としているうちに、「申し合い」と「三番稽古」は車の両輪の如し、 両方をセットで行うことが、いかに合理的かと…

蒙御免

日付が変わってきのう、九月場所の新番付が発表になりました。 夜、夫に番付表をもらって私がまずしたことは、 広げて匂いをクンクンクン。 私は紙とインクの匂いが大好きなのです。 夫の本が上梓され、それを初めて手にするときも まずは、本を広げて紙とイ…