#書道

何にでも相撲字を書ける行司さん

多くの方からの依頼を受け、ありとあらゆる相撲字をいろいろなものに書いてきた 高砂部屋の十両格行司・木村朝之助さん。 かつて私たち夫婦にこんなものをプレゼントしてくれました。 名前が書かれているのは、なんと爪楊枝!! 平面でないところに、こんな…

ローマは一日にして成らず。

相撲字は、できるだけ太く書くことが求められるため、 墨汁の消費はさぞかし激しかろうと、木村悟志さんに尋ねてみました。 墨をたっぷりつけると、乾くのに時間がかかってしまって仕事が捗らないので、 むしろ墨はつけすぎないよう注意しなければならないそ…

顔触れ言上

横綱土俵入りのあとに毎日行われる「顔触れ言上」。 (土俵の進行がおしているときは省略されます) 行司さんが土俵上で、和紙に相撲字で書かれた「触れ」を示しながら 「はばかりながら、明日の取組をご披露つかまつりますぅ」 と翌日の幕内取組を一番一番…

相撲とともに生きる男

両国小学校には、相撲字で書かれた門標が掲げられています。 さすがは、両国小!! 先日、どなたが書かれたものなのか気になり、足を止めました。 行司さんだろうか…? そのお名前を見てビックリ。 側面にこれまた相撲字で、「下家義久書」とあります。 この…

相撲字は芸術だ!

番付表を書いているのが行司さんであることは、 大相撲ファンなら多くの人が知るところでしょう。 この独特な書体は「相撲字」と呼ばれ、 めいっぱい太くしてなるべく白い部分を残さないように書かれているそうです。 「会場がすきまなく埋まりますように(…