2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

還暦祝いの赤い綱

「多才で器用な呼出・邦夫さんは髷も結える」というお話は前回しました。 今回は彼の“多才で器用”を生かした、もうひとつの特技をご紹介します。 このブログでは何度か話題にしている蔵前の幸鮓さんが、 先月めでたく60周年を迎えられました☆ こちらは、その…

床山さん以外に髷を結える人は?

力士の髷を結うのは、床山さんばかりかと思いきや、 お相撲さんのなかにも結える人がいるそうです。 夫の推定では、その数は力士全体の約1割。 床山さんのいない小部屋だと、お相撲さんがやらざるを得ないということのようで、 夫も現役時代、部屋に床山さ…

床山さんの道具

昨年秋場所の和装Dayに配布された、床山さんの道具がデザインされた手ぬぐいには、 3種類のくしが配されています。 上から「すきぐし」「そろえぐし」「あらぐし」。 ちょんまげを結うのに必要なくしはこの3つ。 鬢付け油をつける前に髪の毛のほつれをほぐし…

和装Dayの手ぬぐい

明日中日は、今場所2日目の和装Day。 和装(着物、浴衣、作務衣、甚平)で入場すれば、 オリジナル手ぬぐいがもらえます(先着300名さま)。 昨年秋場所の床山さん、今年初場所の行司さんに続いて、 今場所の柄は呼出さんの道具。 手ぬぐいをいただこうと、…

遠藤関の髷のおはなし

今場所から髷が結えるようになった遠藤関。 ざんぎり頭の“遠藤グッズ”の販売は今場所限りにするよう 協会からお達しがあったそうです。 それを聞いた知人はストラップを目当てに、初日の開場と同時に入場し、売店に直行したのですが、 すでに売り切れ。ガッ…

新横綱の土俵入り

野見宿禰神社は、明治18年に津軽藩上屋敷の北東の角地に建立された神社。 この東側に部屋をもっていた、初代高砂浦五郎が、 相撲の神様として知られる野見宿禰を祀ったのが始まりといわれます。 東京場所前の金曜日の朝、ここで野見宿禰神社例祭が行われます…

そら豆とテッポウ柱

そら豆のおいしい季節になりました。 そら豆を茹でるときに、皮に切り込みを入れるのは、 熱を通しやすくし、食べる際に皮をむきやすくするため以外に、 皮にシワがよるのを防いで美しくゆで上げるためでもあります。 先日、切り込みを入れてゆでたそら豆を…

江戸時代の横綱展

両国国技館内にある相撲博物館は、場所中は観戦チケットが必要ですが、 ふだんは無料で入館可能。 先週から、「江戸時代の横綱と雷電」という展示が始まっておりまして、 江戸時代に活躍した横綱に雷電を加えた13人の力士たちを 錦絵や実際に使用した化粧ま…