#食べ物

国技館でちゃんこ

今場所、国技館で提供されているのは高砂部屋のちゃんこ。 初日に出たのは2300食、これまでの最高記録だそうです。 私が訪れた6日目の2時すぎも賑わっていました。 大広間に流れていたのは、「相撲錬成歌」と「ひよの山かぞえ歌」♪ 今日中日まではこちらのソ…

ソップ炊きと塩炊き

毎場所、国技館地下の大広間で振舞われている“バラエティーちゃんこ”。 1日に1000食近く(土日は2000食超)も出るほど好評なんだそうです。 この9月場所は高砂部屋のちゃんこということで、 現ちゃんこ長の大子錦さんと前ちゃんこ長の夫がきのう、 打ち合わ…

出張ちゃんこ

先週末は小石川の知人宅まで出張ちゃんこに。 この日夫が作ったのは、湯豆腐ちゃんこを15人前ほど。 年に何度か200人分とか300人分とか作ることもある夫にとっては、 15人前などお茶の子さいさいです。 高砂部屋のちゃんこ鍋のなかで、 イカミソちゃんことと…

カツオのたたき名人

目には青葉 山ほととぎす 初松魚 夏が立ち、いよいよ五月場所が始まりました。 そしてわが家の食卓にはカツオのたたきが上りました。 カツオのお刺身を一柵買ってきて、表面を軽く炙り、 氷水に取って余熱で中に火が通るのを防ぎます。 水気を拭き取り、適当…

まぼろしの鳥丼

今晩は、国技館名物の焼鳥を使って焼鳥丼にしました。 実はこれ、いまはなき名古屋場所名物“鳥丼”を再現してみたものです。 名古屋場所の鳥丼は、もともとお茶屋の出方さんのまかないとして始まったようで、 力士や新聞記者などの関係者しか食べられない、伝…

ちゃんこ鍋はみそ汁代わり

相撲部屋で毎食ちゃんこ鍋をかけるようになったのは、意外にも明治末期からなのだとか。 それまでは回向院内にあった相撲会所(現在の相撲協会)で作ったご飯やおかずを 各部屋から取りにきていたのだそう。 それが、元横綱常陸山の出羽ノ海部屋が明治末に10…

相撲土産

打ち出し後、はね太鼓の音に送られて国技館をあとにする人たちの顔はみな満足げです。 そのなかには相撲土産の入った紙袋を抱える人たちもたくさん。 お茶屋さんを通してチケットを買えばお土産をつけられるほか、 当日館内でも購入することができます。 相…

そら豆とテッポウ柱

そら豆のおいしい季節になりました。 そら豆を茹でるときに、皮に切り込みを入れるのは、 熱を通しやすくし、食べる際に皮をむきやすくするため以外に、 皮にシワがよるのを防いで美しくゆで上げるためでもあります。 先日、切り込みを入れてゆでたそら豆を…

苦手を克服しましょっ♪

おとといの「作家の口福」(13日付け朝日“be”)で川上弘美さんは、 唯一の苦手な献立が鍋ものであることを告白されています。 「いちいちその場で作業しなければならない」ことや「ゆで加減をずっときづかっている」ことが「面倒」で、 さらに「この肉だんご…

お相撲と俳句とお弁当

相撲も俳句も、制約があるからこそ創意工夫が生まれ、技が磨かれる点で共通している としばらく前に書きましたが、 数日前の新聞を読んでいて、お弁当もその仲間なんじゃないかとひらめきました♪ 土曜日発行の朝日新聞別刷り“be”が好きで、毎週楽しみにして…

黒焼きのうなぎで体力回復、肌つや冴える

今年の土用の丑の日は7月22日(二の丑は8月3日)。 まだ3週間ほど先のことですが、前回に引き続きうなぎネタです。 うなぎと相撲に何か関わりがあるかな~ と調べてみると、元お相撲さんが営むうなぎ屋さんが武蔵小杉にありました。 ここ「むさし野 本…

天皇陛下も「おかわり!」のおいしさ

わが家に来てくれたTクン夫妻に食べてもらったのは、鶏飯(けいはん)ちゃんこ。 奄美地方の郷土料理“鶏飯”にヒントを得て、夫(←奄美出身)が考案したちゃんこ鍋です。 鶏飯とは、奄美群島が薩摩藩の支配下に置かれていたころ、 島民が藩の役人をもてなすた…