お相撲と俳句とお弁当

としばらく前に書きましたが、
数日前の新聞を読んでいてお弁当もその仲間なんじゃないかとひらめきました

土曜日発行の朝日新聞別刷り“be”が好きで、毎週楽しみにしているのですが、
なかでも「作家の口福」はお気に入りのコラムのひとつ。
食にまつわるエッセイを有名作家がかわりばんこに書いているのですが、
今回は川上弘美さんの口福”。お弁当が好きというお話です。
 
わく決まっているのがいいのだと思う
 
この一文にピーンときちゃいました。
なるほど、お弁当にも枠という立派な制約があったのです!

世のお母さんたちが競い合うように拵えるキャラ弁なるかわいくも美しいお弁当には、
彼女たちの工夫と技が詰まっています

おいしさ、栄養バランス、子どもの好み、食べやすさ、彩りや見た目のかわいらしさなど、
あらゆることを考慮に入れて小さな箱に詰め込まなければならないというキビシイ条件があるわけですけど、
だからこそお母さんたちの工夫と技が生まれ磨かれ、
その結果、芸術作品と呼んで差し支えないほど見事なキャラ弁がつくり出されるんじゃないか、
と思ったのです

というわけで私は、「お相撲と俳句とお弁当には類似性がある」説を提唱いたします☆