2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

相撲&シコトレ伝道師

現役時代に所属していたT部屋でマネージャーとして働いている夫。 相撲協会員ではないものの、片隅ではあっても相撲界に身を置いているので、 お相撲をこよなく愛する彼にとってはたいそうありがたく幸せなことなのです。 マネージャーとして仕事をする傍ら…

結婚式もやっぱり異色

夫の両親はともにクリスチャン。子どもたちはみな幼児期に受洗。 ゆえに夫は、本名、シコ名のほかに、「ヨハネ」というクリスチャン名をもっています。 決して敬虔なクリスチャンとはいえなかったにもかかわらず、 これまでの反省からなのか、夫たっての希望…

呼出さんによる感動的な演出

結婚披露宴のエピソードをつづけます。 私たちは呼出さんの叩く太鼓に先導されて宴会場に入場しました。 あんなに至近距離で太鼓の音を聞いたのは初めてだったけれど、 第一声ならぬ第一打でそれまでの空気が一変したのを覚えています。 あの独特な、高く澄…

お相撲さんの結婚式

今日は、相撲界の結婚披露宴について書きます。 一般のそれとどんなところが違うでしょう? 招待客が多く、そのなかにはお相撲関係者や有名人もいたりして、華やか という誰もが想像できそうなことは置いといて…… まず、お相撲さんの結婚披露宴は部屋の行事…

相撲部出身の新郎新婦

先日、里山関の結婚披露宴に出席しました。 里山関とは、夫が同郷というご縁。 やはり現役力士の結婚式はすごいです。 北の湖理事長、横綱白鵬をはじめ、たくさんの相撲協会関係者がお祝いにいらしてました。 紋付袴姿の関取衆が20人ほど列席。その光景たる…

コートは着ない!?

番付がすべてに優先されるキビシイ相撲界では、着るもの、履くものも番付によって違いがあります。 たとえば 雪駄を履けるのは三段目から(序の口・序二段は下駄か草履) 袷の着物を着られるようになるのも三段目から(序の口・序二段は単衣) 外套(コート…

洋服より着物がラク?

入門してから引退するまで、着物の生活をしていた夫。 部屋にいるときや近くのコンビニくらいまでなら、ジャージ姿。 ボタンのついたシャツも、もちろんネクタイも、25年間身につけたことがなかったわけです。 だから引退後、慣れるまでは洋服を着るのにやた…

よっ、元ちゃんこ長!

現役時代、長らくちゃんこ長を務めていた夫は、うちでもときどきパパッとおいしい料理を作ってくれます。 “ザ・男の料理”なので、私が作るそれとはずいぶんタイプがちがいます。 しかも、毎回20人分、合宿先などで多いときには300人分を作っていたといいます…

1年の半分近くは別居!?

本場所は年に6回、うち1月、5月、9月は東京で、 3月は大阪、7月は名古屋、11月は福岡で開催されます。 その合間に地方巡業もあるので、お相撲さんをはじめ、 親方衆、行司さん、呼出さん、床山さんなど、相撲協会で働く人たちは 1年の半分くらいしか…

基本ハダカ 2

私たちの結婚披露宴は、2月の寒い日の夜に行われました。 そのころ世間を騒がせていた横綱A龍も紋付袴姿でご列席。 地位は下だけど兄弟子(センパイ)にあたる夫の結婚を心から喜んでくれたようで、終始ご機嫌。 宴を大いに盛り上げてくれました。 二次会に…

基本ハダカ

お相撲さんは土俵上ではもちろんまわしひとつのハダカです。 そして寒い冬以外、部屋での日常生活もハダカです。 トランクス1枚、いわゆる「パンツ一丁」ってやつです。 夫は結婚してからも、夏場うちでは「パンツ一丁」です。 私は、稽古見学や取材などで…

寿引退

相撲界には、若い衆(関取ではない、幕下以下のお相撲さん・年齢に関係なくそう呼ぶ)は 結婚できないという、暗黙の了解があるのをご存じですか? お相撲さんは関取にならないとお給料がもらえません。 部屋に暮らしていれば衣食住に困ることはないので、独…