相撲部出身の新郎新婦

先日、里山関の結婚披露宴に出席しました。
里山関とは、夫が同郷というご縁。
 
やはり現役力士の結婚式はすごいです。
北の湖理事長、横綱白鵬をはじめ、たくさんの相撲協会関係者がお祝いにいらしてました。
紋付袴姿の関取衆が20人ほど列席。その光景たるや圧巻!!
 
里山関と新婦の美菜さんは日大相撲部の先輩後輩。
といっても奥さんは、相撲部のマネージャーではありません!
なんと、れっきとした相撲選手!!
アジア選手権での優勝経験もあるほど、強い選手だったんです。
 
日大相撲部といえば、横綱輪島をはじめ数多の関取を輩出している、
言わずと知れた学生相撲界の強豪。
 
その日大相撲部が女子を部員に加えたのは、15年ほど前のことです。
美菜さんは女子部の草創期のメンバーのひとり。
 
私は10年ほど前、女子相撲の取材に阿佐ヶ谷の稽古場を訪れたことがあります。
そのとき、のちに里山夫人となる美菜さんにお会いしていたのです。
 
女子部員たちは、阿佐ヶ谷にある稽古場の近くで寮生活をしていました。
(男子の合宿所とは離れた別の場所)
 
稽古場では真剣な表情で厳しい稽古をしていた彼女たちも、
ひとたび稽古を終えて寮に戻ると、キャッキャキャッキャ。
からだはがっちりめでも、みんなふつうのカワイイ女子大生でした。
 
結婚式では、取材時にお会いした女の子たちのうち、美菜さんを含め3人に再会できたのですが、
みなさん美しい女性に成長されていて、私はなんだかとてもうれしくなっちゃいました。
 
美菜さんはただいま妊娠中。
生まれてくる子が男の子でも女の子でも、“天才相撲取りになるのは決まったようなもの。
楽しみです。