新横綱の土俵入り

野見宿禰神社は、明治18年に津軽藩上屋敷の北東の角地に建立された神社。
この東側に部屋をもっていた、初代高砂浦五郎が、
相撲の神様として知られる野見宿禰を祀ったのが始まりといわれます。

東京場所前の金曜日の朝、ここで野見宿禰神社例祭が行われますが、
横綱は、昇進後初の東京場所を迎える前に、この社殿前で土俵入りをするのが恒例となっています。

というわけで昨日、新横綱鶴竜の土俵入りを見に国技館から徒歩10分ほどの距離にある
野見宿禰神社にいってきました。

ここはとても小さな神社ですが、9時半ごろ到着すると、すでに黒山の人だかり。
ほどなく理事長が到着され、例祭が開始。
神主さんによって祝詞が奏上されます。

その間、支度部屋として奥に張ったテント内で数名の付け人たちが
「ひいふのみ」と掛け声をかけて、鶴竜関の綱を締めていました。
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親方衆や関係者に続いて最後に綱を締めた横綱が参拝し、
その後、土俵入りを奉納。
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狭いスペースでの土俵入りは勝手が違ったためか、最後の所作が抜けてしまったようでしたが、
落ち着きがあって、新横綱とは思えぬほどの堂々たる、貫禄さえ感じられる土俵入りでした。
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浴衣に着替えた横綱、社殿前で神主さんらと記念撮影。
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記者に囲まれ取材を丁寧に受けていました。
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印象的だったのは、クルマに乗り込むまで、求められたサインや握手、
赤ちゃんを抱っこしての記念写真にすべて快く応じていたこと。
ステキな横綱です♪
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2、3日前のNHKの番組で、北の富士勝昭さんが、
横綱として優勝するのは容易なことではないとした上で、
鶴竜が今場所優勝したら坊主になってもいいくらいだとおっしゃっていました。

北の富士さんの坊主頭、ぜひ見たいですね~☆