#格闘技

学生相撲出身力士を励ます会

“学生相撲出身力士を励ます会”は、春場所前の恒例行事。 今年も、きのう大阪で開催され、力士が45名ほど、親方衆は5人が出席し、 お客さまは300人ほど集まったそうです。 現役力士は学生相撲出身であれば皆招かれますが、 西日本学生相撲連盟が主催している…

各段優勝の写真

1993年初場所の各段優勝の貴重な写真が 夫の実家にありました! 左から十両優勝の蒼樹山、幕下・武双山、三段目・祥映斗、序二段・一ノ矢、序の口・千代大海

1993年初場所の各段優勝

年に2、3回開催される「一ノ矢会」はディープな相撲愛好家たちの集う飲み会。 開催場所はたいてい、元お相撲さんが営むお店です。 先月は元井筒部屋の祥映斗さんの“riverside ryogoku”にて。 祥映斗さんは現在、俳優「両國宏」として活躍中です。 さてその祥映…

がんばれ朝乃山

われらが蔵前・幸鮓さん! 今場所、のぼりを出してくださっています。 館内でもひと際声援が大きく、タオルを掲げて応援している人は 御嶽海に次いで多いように見えました。 そんな皆さまの後押しのおかげで、朝乃山は今日も勝って5勝1敗。

初めての大銀杏

初場所が終わりました。 高砂部屋のお相撲さんは、半数以上が勝ち越し、 きのうの千秋楽打ち上げパーティーは、明るい雰囲気が漂っていました。 部屋頭の朝乃山は、途中連敗に苦しんだものの、終わってみれば9勝6敗の好成績。 初日から初めての大銀杏を結…

納谷・豊昇龍といっしょに

新序出世披露が中日の国技館で行われました。 期待と注目と話題の集まる納谷と豊昇龍といっしょに高砂部屋の朝東も 朝乃山の化粧まわしを借りて土俵に上がりました。 朝東は、朝青龍・朝赤龍と同じ明徳義塾高校出身。 高校1年生、2年生のときに高砂部屋の高…

初黒星と初白星★☆

ストレートで勝ち越しを決めた十両5枚目の朝乃山は、 きのう9日目に初黒星を喫しました。 一方、ストレートで負け越しが決まってしまった序二段83枚目の大子錦は きのう、初白星。 なのに、部屋のマスコット的存在の大子錦は某親方に 「お前が勝つから関取…

叩き込みが増えたのは‥‥‥

「叩き込み」が増えたのは、千秋楽の放送で話題になったとおり、 叩くと簡単に落ちる、体重をもて余し気味の力士が増え、 ならばと安易に叩きにいく力士も増えたからだろうと思います。 それからもうひとつ、私が常々その理由のひとつと考えているのは、 目…

“取りごろ”の体重

千秋楽のテレビ放送の実況は藤井アナウンサー、 解説は正面が北の富士さん、向正面が舞の海さんでした。 大関取りの高安が不甲斐ない成績に終わったことについて、 北の富士さんがその原因のひとつに体重の過度な増加があるのではないかと指摘。 いわく、こ…

全勝経験大関の行き着く先は…

鶴竜が結びの一番で豪栄道を下し、14日目にして優勝が決定。 豪栄道の綱とりは振り出しに。 先場所の豪栄道はカド番で全勝優勝。 カド番大関の優勝は8人目だったそうですが、全勝となると史上初の快挙。 大関で全勝したのは、15日制になって以降、豪栄道…

千代の富士さんとのお別れ

先週末、故・千代の富士さんのご葬儀が九重部屋で行われました。 九重部屋後援会の会長さんが葬儀委員長を、部屋のある石原4丁目の町会長さんが副委員長を務められ、6日のお通夜には2000人、7日の告別式には1000人もの方々が参列されたそうです。 千代の…

北海道合宿の行方は…?

記帳台・献花台は、親方の郷土の北海道は福島町の横綱千代の山・千代の富士記念館にも明日まで設けられているそう。 函館からクルマで2時間ほどの福島町は、横綱を二人輩出した町として「横綱の里」と謳っています。 1997年にオープンした横綱記念館には、…

相撲への入口は千代の富士

父が相撲好きだったので、相撲期間中のテレビのチャンネルは相撲中継に合っているのが、物心ついたときから当たり前でした。 それでも10代後半までその相撲にまったく興味を示さなかった私…。 それがあるとき、ふとテレビの相撲に目をやると、釘付けに。 そ…

カド番と横綱昇進の関係

1969年以降、カド番を複数回経験した大関が横綱に上がった例は、 琴櫻(3回)、三重ノ海(3回)、若乃花(3回)のみ。 現役横綱の大関時代のカド番経験は、鶴竜はなし、白鵬と日馬富士は1回ずつ。 ちなみに、カド番がいちばん多かったのは、千代大海の14…

来場所もカド番大関が…

照ノ富士が千秋楽にようやく勝ち越してカド番を脱したと思ったら、 豪栄道は負け越し、7日目から休場した琴奨菊とともに来場所カド番に。 ここのところ毎場所、誰かしらがカド番に陥ってる気がするのは気のせい? と思って調べてみたら、毎場所ってことはな…

力士の大型化と決まり手の変遷

「つり出し」は昨今、珍しい決まり手のひとつになっているようです。 今場所は2日目に蒼国来が決めていますが、 東京新聞によると幕内では、昨年1年間でたったの5回(蒼国来の2回+栃ノ心の3回)だったそう。 40年前の1975年は18人が計55回、 20年前の9…

あっという間に土俵完成。

8月に行われることになった宇都宮での合宿の準備のために、 今月上旬、夫は呼出しさんらとともに、現地を1泊2日で訪れました。 主な目的のひとつが土俵づくり。 利樹之丞・邦夫の両呼出しを中心に 現地の人夫さんが手伝ってくださったので、 初日の午後か…

部屋の合宿

夫はきのう、茨城県下妻の大宝八幡宮での合宿から戻ってきました。 親方が節分の豆まきに訪れていたのがご縁で、 15年ほど前から続いている合宿です。 大宝合宿では、朝稽古をし、 その後300人ほどのお客さまにちゃんこを振舞い、 わんぱく相撲下妻場所の開…

大相撲クルーズ

今回の大相撲クルーズに相撲界から参加したのは、 横綱鶴竜関、大関豪栄道関、嘉風関、隠岐の海関と北の富士さんのほか、 若い衆5人、行司さん、呼出しさん、床山さん、若者頭、相撲博物館学芸員の土屋さん。 高砂部屋からは呼出し利樹之丞さんと若者頭の伊…

幕内優勝賞品

今場所こそは稀勢の里が賜杯を抱くのでは、と大いに期待しましたが、終わってみれば白鵬でした。 優勝力士は天皇賜杯にはじまり、東京場所では20ほどの表彰を受けます。 それぞれの副賞は、たとえば モンゴル国総理大臣賞はカシミヤ毛布、 日仏友好杯はピエ…

中日の国技館

中日=三社祭の最終日、わが家のベランダからお神輿を見てから、国技館へ出かけました。 午後2時前に到着しましたが、木戸口には入場のお客さまが列を成していました。 日曜日に行くことはめったにないせいか、入場するのに並んだのは初めてでちょっとビック…

進取の気性に富む相撲界

大相撲にビデオ判定が導入されたのは、ほかの競技よりもずいぶん早い、1969年のことでした。 その年の三月場所“世紀の大誤審”と騒がれた大鵬と戸田の一番をきっかけに 相撲協会は肉眼での判定を補う方法を検討。 その結果、翌五月場所にはさっそくビデオ判定…

只今の協議についてご説明いたします。

今日逸ノ城に敗れて負け越した佐田ノ海関。 NHKの藤井アナによると、幕内12場所中16回も物言いのつく相撲を取っているのだそう。 今場所の物言いは3回、まさに行司さん泣かせのお相撲さんです。 きわどい相撲でたとえ取り直しがふさわしいと思っても、 かな…

今は昔の「中学生力士」

玉輝山さんの3年後1967年に初土俵を踏んだ、故・北の湖前理事長もやはり、そのとき13歳でした。 いまでこそ入門は義務教育修了後と定められていますが、当時は「中学生力士」が認められていました。 それが71年11月場所中に中学生の本場所出場が問題となり、…

関取デビュー☆

日中なんと28度まで気温が上がった福岡で今日、九州場所の幕が開きました。 高砂部屋の新十両・朝弁慶にとって、記念すべき関取デビューの日。 見事に白星で飾りました☆ 今日の土俵は、利樹之丞が呼び上げ、朝之助が裁き、ついでに十両の解説が若松親方、と…

万端整う新十両

九州場所、新十両の朝弁慶。 2日後に迫った初日を前に、明け荷に着物、締込みに化粧まわしなど、準備万端整っているようです。 番付発表の日に、協会が写真を撮りにきたときの弁慶の着物姿。 大阪の後援者から贈られたものだそうです。 化粧回しの図案はこ…

新調するものがいっぱい!

番付編成会議が終わるとすぐ、番付発表を待たずに、十両昇進力士が発表されるのは、もろもろの支度に時間が必要だから。 明け荷、着物、羽織袴、どてら、化粧まわし、締め込み、白の稽古まわし、幟……。 明け荷は同期生が贈るのが習わしになっているようです…

9年ぶりの新十両

九州場所の新十両は朝弁慶ひとりだったこともあり、 高砂部屋にはたくさんの報道陣が詰めかけました。 5年前に朝青龍が引退して以来の記者会見だったと夫は懐かしげ。 190センチ、185キロの堂々たる体躯を誇る朝弁慶は、 “気はやさしくて力持ち”を地でいくお…

久々の記者会見

新十両を確定的にしていた朝弁慶は、千秋楽の十両力士との対戦に勝って、初の水つけも経験。 幕下の優勝決定戦に出場しました。 優勝こそ逃しましたが、6勝1敗の立派な成績で9月場所を終えました。 明日の番付編成会議のあと、午前10時から部屋で記者会見が…

十両昇進確定的!

今場所中日の夜、朝弁慶がある宴に招かれました。 溜会が毎場所、横綱と数名の若手有望力士を招待するという宴です。 今場所、西の幕下筆頭で中日までの成績が3勝1敗だった高砂部屋の朝弁慶が「有望力士」に選ばれたわけです。 その翌日の一番に勝って勝ち…