来場所もカド番大関が…

照ノ富士が千秋楽にようやく勝ち越してカド番を脱したと思ったら、
豪栄道は負け越し、7日目から休場した琴奨菊とともに来場所カド番に。
 

ここのところ毎場所、誰かしらがカド番に陥ってる気がするのは気のせい?

と思って調べてみたら、毎場所ってことはなかったけれど、
去年の初場所以降、平均すると2場所に1人はカド番大関がいました(*_*)
 

2場所連続で負け越すと大関の地位から陥落するという制度が確立したのは昭和初年。

戦前までは、陥落する先は関脇とは限らず、小結まで落とされた例もあったようです。
 

年6場所制となった1958年からは、3場所連続の負け越しで陥落と改められましたが、

その後甘すぎるとの意見がでて、1969年7月から再び場所連続の負け越しで陥落に。

 
この場所は清國が新大関の場所で、そのほかの3大関の誰もカド番ではなかったので、
ちょうどいいタイミングだったようです。
 
大関昇進の目安は、直前3場所の勝ち星の合計が33勝。
ならば、たとえば2桁未満の成績が3場所続いたら大関から陥落、
という基準にしてみるのもアリ