#格闘技
出世に髪の毛の伸びが追いつかなかった逸ノ城ですが、ようやく昨日、土俵上で大銀杏を披露してくれました。 とても似合っています! さて今場所、西の幕下筆頭まで番付を上げた朝弁慶。 自己最高位です。 昨日まずは勝って好調な滑り出し☆ 幕下以下は2日に…
朝青龍も新弟子のころ、スカしたことがあったそう。 序の口として番付に初めてしこ名が載った、大阪場所でのことです。 ちゃんこの最中に、すぐ上の兄弟子に些細なことで注意され、言い返したら、周りの兄弟子からも「兄弟子に口答えするな」と一斉に怒られ…
新弟子のころ何度かスカしては連れ戻されていたという高砂部屋のSは、いまでは入門10年ほどの中堅力士になっています。 名古屋場所のある早朝、鹿児島の離島出身のSがスカしたことがわかり、夫は慌てて中部国際空港まで追いかけました。 しかし、到着した…
私は“お相撲を長年見ているうちに取ってみたくなった派”と言いましたが、 実際取ってみたことで、お相撲をより面白く見、より近しく感じられるようになりました♪ 勝った喜び、負けた悔しさのみならず、 気負うと本来の力が出ないこと、 しかし無心で取ること…
第20回大会への出場を決め、稽古を再開したのはやはりその1カ月ほど前。 前年と同じような稽古をして大会に臨みました。 「去年より勝ち進みたい」 なんて色気を出しちゃったせいで、 それがプレッシャーになったのか、熟睡できない日が続きました。 前夜も…
翌年も出場することにしたのは、ある新聞社の取材を受け、 行きがかり上、出ないわけにはいかなくなったからです。 この年は第20回目の記念すべき大会だったため、その新聞で特集を組むことになり、 担当記者さんが福島町から取材対象として紹介されたうちの…
しこ名は「百合ノ宮」。 お世話になった亡き宮司さんのお名前・武宮さんから「宮」の字をいただきました。 あとは夫の提案に従って、私がゆりの花が好きなことから「百合」を入れ、 カタカナの「ノ」は夫のしこ名からもらいました。 定期的にエアロビなどの…
出場を決めたのは、大会のほぼ1か月前でした。 申し込みを済ませると、気持ちも生活も大会に向かって一転。 それからは毎日、日中は隅田川の河畔で腰割りやシコなどの自主トレに励み、 夕食後はリビングで夫と稽古です。 ゴロンゴロン投げられた、10年前の…
こてんぱんにやられてしまった私の初土俵。 1998年、北海道は福島町の「女だけの相撲大会」でのことです。 その前年、取材に訪れていたのですが、出場者のみなさんがすこぶる楽しそうだったのを見て、 土俵に上がりたい欲求を抑えきれなくなったのでした。 …
白鵬の優勝で幕を下ろした名古屋場所も15日間満員御礼でした。 15日間の満員御礼は今年の初場所から4場所連続。 いまの活況ぶりの一翼を担っているのが、“相撲女子”、“スージョ”、“リキジョ”などと呼ばれる女性ファン。 ひと昔前なら“相撲ギャル”と呼ばれて…
今場所、番付に初めて名前を載せた高砂部屋の3人の新弟子クンは揃って白星スタート☆ 幸先いいですね。 そしてまた、明日の前相撲でデビューする力士がいます。 朝大門さん・20歳。 去年暮れの部屋のお餅つきに、高砂部屋の元力士に連れられてきたのがきっか…
先週月曜日に発表された5月場所の新番付に、 高砂部屋からは先場所デビューした3人の新弟子クンが初めてしこ名を載せました。 朝森本(大阪)は序ノ口13枚目、朝山端(兵庫)は25枚目、朝達家(兵庫)は26枚目。 番付表の最下段にいちばん小さな文字で書か…
今場所を最後に相撲協会を退職される元大受の朝日山親方。 大関昇進や三賞独占よりも新弟子検査に合格したときのほうが、 感動が大きかったのだそうです。 173センチ以上という当時の身長規定に足りず、二度不合格。 三度目は頭頂部にシリコンを入れて合格し…
横綱白鵬の33回目の優勝で幕を閉じた初場所は、 15日間満員御礼となりました。 これは1997年初場所以来、実に18年ぶりのことだそう。 というわけで15日間毎日、関係者に大入り袋が配られました。 天覧相撲だった中日の大入り袋はこんなかんじ。 負け越しはし…
前回、高砂部屋の行司・木村朝之助さんは十両格、木村悟志さんは幕下格と紹介しました。 十両格と幕下格、と一口に言ってもここには大きな大きな隔たりがあります。 十両格に上がるということは、力士が関取になるのと同じで、 いままで上の行司さんのお世話…
高砂部屋にはふたりの行司さんが所属しています。 十両格の木村朝之助さんと、今場所から幕下格に昇格した木村悟志さん。 朝之助さんは3時前後に、悟志さんはお昼ごろに裁いています。 現在はふたりとも場内アナウンスを担当。 場内アナウンス担当の行司さ…
今年の九州場所は、白鵬の32回目の優勝で幕を下ろしました。 その白鵬が優勝を決めた結びの一番の触れは、 来月定年を迎える呼出・秀男さんの本場所最後の呼び上げとなりました。 (お誕生日はなんと夫と同じでビックリです!) 秀男さんとは個人的なお付き…
高砂部屋唯一の関取である朝赤龍は今場所、十両7枚目。 今年は初場所に勝ち越したきり、負け越しが続き、番付もじりじりじりと下がっているのですが、 今日勝って7勝目、4場所ぶりの勝ち越しに王手をかけました。 7年前の九州場所は関脇として土俵に上が…
相撲協会のHPで「応援する」ボタンをクリックすることで、ご贔屓力士を応援できる「応援番付」。 先場所、今場所と星の上がらない遠藤にかわって、今場所一番の得票数を誇るのは、新関脇の逸ノ城。 新入幕にして優勝争いを演じ、横綱を倒して13勝を上げた先…
横綱朝青龍は16歳で来日したときには70キロほど、 高知の明徳義塾高校を卒業後の入門時は106キロのソップだったそう。 入門1年ほどの朝青龍(右) 最初の1年ほどはなかなか太れず悩んでいたようで、夫もしばしば相談を受けたそうですが、 そのたびに「いまは…
横綱日馬富士が平幕に連敗。 この波乱に、いつもなら座布団が舞うところですが、 昨日も今日もその光景は見られませんでした。 九州場所の桝席の座布団は数年前から、 2人分が1枚となった長方形のものに変わっています。 その2枚も繫げてあるため、投げよう…
大乃国が千代の富士の連勝を53で止めた千秋楽結びの一番が、「昭和最後の相撲」になった、 という記事を今朝の朝日新聞で読みました。 1988年九州場所のことです。 私が10代で大相撲に魅入られたきっかけは、千代の富士でしたから、 この結果にショックを受…
「申し合い稽古」では、何十人もの力士がひとつの土俵を囲みます。 勝負に勝ったほうが次の相手を指名するので、勝ち続ければ何十番と稽古ができるけれど、。 指名してもらえないと、まったく相撲が取れません。 土俵を取り囲んでいる力士たちは、自分を指名…
今年の夏の巡業から、稽古に「申告制度」が導入され、 従来の「申し合い稽古」が行われなくなったことは前々回に書きました。 そんな話を先日夫としているうちに、「申し合い」と「三番稽古」は車の両輪の如し、 両方をセットで行うことが、いかに合理的かと…
日付が変わってきのう、九月場所の新番付が発表になりました。 夜、夫に番付表をもらって私がまずしたことは、 広げて匂いをクンクンクン。 私は紙とインクの匂いが大好きなのです。 夫の本が上梓され、それを初めて手にするときも まずは、本を広げて紙とイ…
今月8日の茨城県石岡市を皮切りに、東北・北海道を中心に8カ所をまわった今年の夏巡業。 稽古に、あらかじめ相手を決めて申し出る「申告制度」が新たに導入され、話題になりました。 巡業では従来、「申し合い」と呼ばれる稽古が行われていました。 勝った力…
相撲協会は、新規ファンの獲得のため新たな試みに果敢に挑んでいるようです。 和装デーはもはや定着した感があります。 浴衣や着物、作務衣などの和装で国技館を訪れると、 オリジナルのてぬぐいがもらえるという企画。 九月場所は15日(月・祝)と23日(火…
田中彌壽雄先生と銀座のスナックで出会って以来、 番付表を送ったり、奄美出身力士の昇進パーティなどにご招待したり、 そんなお付き合いが続いていたそうですが、 昨年、先生の行きつけの店、両国は回向院のほど近く「とんかつ若」でお目にかかり、 お父さ…
先週、夫の元にイランの青年から入門志願のメールが届きました。 メールによると、彼は身長195センチ、体重135キロの19歳。 パワーリフティングとパワービルディングのプロ選手だそうで、 ベンチプレスは190キロ、ショルダープレスは130キロ上げられると書か…
明日からいよいよ名古屋場所が始まります。 それに先立ち、朝日新聞のスポーツ面で、「白き鵬-その強さを見る」と題して 白鵬の強さに迫る記事が木曜日から今日までの3回にわたって連載されました。 初回は、柔らかな体が相手の攻めを吸収するというお話。…