行司さんの場内アナウンス
高砂部屋にはふたりの行司さんが所属しています。
朝之助さんは3時前後に、悟志さんはお昼ごろに裁いています。
現在はふたりとも場内アナウンスを担当。
場内アナウンス担当の行司さんは、向正面寄り西の桝席の前列に座って、
たとえばこんなふうにアナウンスしています。
「ただいまの取組は寄り切り、寄り切って○○の勝ち」
より懸賞があります」
土俵入りのときに、しこ名、出身地、所属部屋を紹介するのもアナウンス係の行司さん。
朝之助さんは、土俵入りのアナウンスの経験もありますが、
ご本人いわく土俵上の裁きよりも緊張するそう。
それもそのはず、正面の土俵下に控え、土俵に向かってくる力士の顔を見ながら、
メモなどを見ることなしにぶっつけ本番で呼び上げていくのですから。
残り3日ですが、土俵上の裁きのほか、
アナウンスする行司さんの姿もぜひ追ってみてください!