縁は異なもの2

そういえば、「あの話面白いからブログに書いてよ」と夫からリクエストされている話がありました。

夫と知り合う少し前に、長らくお世話になっている、ある部屋のマネージャーをされていたKさんと、
たまたま高砂部屋のお隣の喫茶店でお茶をしていたときのこと。

コーヒーを飲みに入ってきた高砂部屋A関としばらくお話ししていると、
「うちの部屋に一ノ矢さんっていうお相撲さんがいるんですけど、どうですか?」
と結婚を間近に控え幸せいっぱいの彼が、冗談交じりに勧めてきました。

部屋のHPに写真が載っているので見てみてください、とおっしゃるので、
A関が勧めるのはどんな人なのか、私も軽い気持ちで家で見てみました。

「あり得なーい!」
写真を見るや、私は声に出して、しかも独り言にしては大きな声で言っていました。

ノートPCをカチンと閉じたと同時に、その「あり得ない」人は私の心から閉め出されたかのように、
その後、彼を思い出すことはまったくありませんでした。

それから1年か2年を経たのち、仕事で初めて彼に会ったときも、
この目の前にいる人とあの「あり得ない」人がまったく結びつかなかったくらい、忘れ去っていたのです(^o^;

その4年後、「あり得ない」はずの人との結婚があり得てしまった…。
縁とはつくづく異なものです。

それにしても、この話、夫に対してけっこう失礼だと思うんですが、
当の本人はなぜか他人事のように面白がっちゃってるんですよね~
いいのか悪いのか、夫は一事が万事、こんなふうにおめでたい人なのであります。
 
最後にもう一度お断りしておきますが、この話を書いてとリクエストしたのは夫です~
そこのところ、どうぞお間違いのございませんように(^^)/