幟が似合う季節は?

今日、国技館の前を通りかかったら、昨日までは立っていなかった幟が並んでいました。
 
イメージ 1
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
番付発表が終わったのに、そういえばまだ幟が立っていないな~
と思っていたところです。
 
幟って場所前のどのタイミングで立てられるのでしょうか?
あまり気にしたことがなかったけれど、決まった日があるのかしらん。
ご存じの方がいらしたらおしえてください♪
 
幟が立ち並ぶさまがいちばん美しいのは、5月場所のころのように感じます。
この時期の空の青と若葉の緑に色鮮やかな幟が映え、青嵐にはためく風情は格別です。
 
だけど、初場所のころも捨てがたい。
年が改まったばかりの、心地よい緊張感がただよう空気をまとって
ゆらゆら揺れる幟を見ると、背筋が自然と伸びるようです。
 
さて幟は、ご贔屓さんが、たとえば応援する力士に贈るものですが、
よく見ると、力士だけでなく、行司さんや呼び出しさん、さらには床山さんに宛てたものもあれば、
現役を退いた親方、それに相撲協会宛てのものまであります。
 
場所の始まりを心待ちにする私たちの気分をいっそう盛り上げてくれる幟は、
いまやなくてはならない存在となっていますが、
明治中期から戦後まで、姿を消していた時期があったのだそうです。
 
昭和27年に再び姿を現し、現在にいたっているそうですが、
今後もなくならずにいてほしい光景です。