相撲と俳句、どこが似てる?

先月23日の満月は“スーパームーン”と呼ばれ、
今年いちばん大きく見える満月だったそうですね。
私はそれを徳之島で見ていました。

法事もお斎も終わった日没前の午後7時すぎ。
薄明るい東の空に白く浮かぶ、まんまるのお月さまを砂浜からしばらく眺めていると、
一句できました。

 
  夏海や望月浮かぶ茜空
 
 
ひょんなことから俳句の先生と知り合い、この数日前に句会に初参加。
というわけで、俳句は始めたばかりのほやほやです。

俳句には季語を入れ、五七五の形式に収めるという決まりごとがあります。
制約を受けるのは窮屈なことではありますが、
実は何の制約もない中で表現するよりも想像力が広がり、
むしろ自由な発想が得られるように感じます。

直径5メートル足らずの土俵という制約があるなかで
からだを鍛え上げた大きな力士同士がぶつかりあうからこそ、
土俵のない相撲においては生まれ得ない技やスピード、そして工夫が生まれ磨かれる。
これぞまさに俳句との共通点であり、両者の魅力だと思います。

ほんの1か月前までは、俳句は縁遠いものと思い込んでいたのに、
翻然として俳句づくりに魅入られてしましました♪
まだまだ下手の横好きの域を出ませんが、
長い付き合いになりそうな気がしています。