相撲=人生そのもの

昨晩、なじみのお寿司屋さんにいった折りに
ご主人にわれわれ夫婦共著の新刊本をさしあげたところ、
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そのお返しにと、『ハッキヨイ!せきトリくん わくわく大相撲ガイド』をいただいちゃいました♪
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こちらは今年初めに河出書房新社から出版された、日本相撲協会監修の本。
相撲協会の公式キャラクターであるひよの山がお相撲の世界を楽しく案内してくれているので、
とても親しみやすい雰囲気です。
 
ビジュアルが多く、初心者が取っつきやすいつくりになっていますが、
情報は広範囲にわたっており、お相撲をある程度知っている人にとっても
満足のいく内容じゃないかと思います。
 
巻末に「ひよの山認定 大相撲検定クイズ」がついていて、
白星(正解)の数が50問中48問以上なら横綱4742問なら大関4136問なら関脇…
というふうに正解数によって自分の番付が決まるようになっています。
私はちなみに、横綱に一歩及ばず大関でした~
 
巻頭に、横綱大関へのインタビューが掲載されているのですが、
とにかくみなさんの笑顔がとてもチャーミングで、これだけでも見る価値あり、かも?!
 
5人の大関把瑠都関は、取材当時は大関だったのだと思います…)
に対しては同じ質問がされているのですが、のけ反ったのは
「好きな音楽は?」という問いに対する稀勢の里関の答え。
なんと「浪曲が好きで、初めて聴いたときは感動した」そうです。
 
こちとらは不惑をすぎて、ようやく浪曲のよさがわかるようになってきたというのに、
27歳の若き青年が「好きな音楽は浪曲」って。しぶすぎます。
だけどとってもステキ☆
 
大関にとって、ズバリ『相撲』とは、何?」の質問に、
把瑠都関が考えこんだ末、答えが出せなかったのを除いて、
4人が「人生そのもの」とか「自分のすべて」と答えています。
「相撲があるから今の自分がある」と…。
 
最近とみに涙腺が緩くなった私は、これを読んで感動してちょっぴりうるうる気味。
なんだか改めて、大関という地位でそれぞれもがいているこの人たちを応援したいと思ったのでした。
 
私が感動している横ですやすや眠っている夫が起きたら、
同じ質問を投げかけてみようと決めていたので、今朝、顔を洗ったばかりの夫に
「あなたにとって、ズバリ『相撲』とは、何?」
 
起きぬけに、出しぬけの問いを受け、「??」の表情を浮かべつつも、
夫ははっきり「人生」と答えました。合格~☆
清々しい朝でした。