集合時間の30分前は当たり前。

九州場所を前に今週日曜日、お相撲さんたちが福岡に乗り込みました。
番付発表の朝の朝日新聞には毎年、
お相撲さんがひしめく博多駅のホームの様子が掲載されます(おそらく九州版のみだと思いますが。)
ちなみに今年の見出しは「ななつ星より白星」。
 
先発隊と巡業組以外のお相撲さんたちはみな一斉に、
「相撲列車」と呼ばれる新幹線で、大阪、名古屋、九州の各場所に、
番付発表の前日に乗り込みます。

彼らは各部屋を出発しおそらく東京駅のどこかに集合し、
各目的駅で解散しそれぞれの宿舎に散っていくはずです。

相撲界においては、集合時間の30分から1時間前に約束の場所に到着しているのが当然なのだそうで、
遅くとも30分前には全員そろっているようです
 
そんなしきたりを知らない新人の記者さんが、たとえば取材開始時間のせいぜい5~10分前に着くと、
すでに終わってしまっていた、なんてことがあるのだとか。

その習慣が染みついている夫は、誰かと待ち合わせをしていればもちろん、していなくても、
たとえば新幹線に乗るときには発車時間の40~50分前に着くように、かなり余裕を持って出けます。
余裕を持って出発するので、とくに事前に電車の時間を調べることもしません。

一方の私は、効率よく目的地に着くように、そして必要以上に早く到着しないように、
どこへ行くのも乗換案内を検索して出発時間を決めるのが習慣になっていたので、
夫といっしょに出かけるときは、早すぎる出発が何か無駄に思えて、馴染めませんでした

でもいまでは、それもゆとりがあっていいな、と思えるようになりましたが、
私ひとりで出かけるときには、やはり乗換検索は欠かしません。