雲竜型の土俵入り

71横綱となった鶴竜関の横綱推挙状授与式と奉納土俵入りが
今日、明治神宮で行われました☆

千秋楽の日曜日に優勝を決め、正式に横綱昇進が決定したのが水曜日。
火曜日には「横綱」づくりがスタート。
綱のなかに入れる麻を米ぬかといっしょにもむ「麻もみ」が行われ、
きのう木曜日には綱打ちと貴乃花親方による土俵入りの指導。
今日の土俵入りまでって、ずいぶん慌ただしいスケジュールだったんですね。

雲龍型の土俵入りは、20102月に引退した朝青龍以来。
実は、雲龍型の綱締めを経験している現役力士は、
朝青龍の付人を務めていた高砂部屋の神山さん、ただひとりなのだそうです。

よって、彼にはすぐに連絡が入り、一門は違えど、火曜日の麻もみから連日井筒部屋通い。
春巡業の数日間も、綱締めの助っ人として、参加することになっているとのこと。

神山さんは、入門20年近い大ベテラン。
春場所は惜しくも負け越してしまいましたが、場所後には図らずも大活躍。

今日の新横綱の堂々たる土俵入りは、こんな大兄弟子の奮闘にも支えられていたのです。