足袋も、白黒ハッキリ。

今場所5日目に幕内出場1位となった旭天鵬関。
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歳とは思えぬ肌つやのよさに驚かされます。

サポーターなどをつけているのもほとんど見たことがないように思います。

ただ、左足の足袋はトレードマークといえるほど、ずいぶんの長きに渡り履きつづけていますね。

足の裏が擦れたときなどに履くこの足袋は、「稽古足袋」と呼ばれ、

着物のときに履くものより厚手の木綿でできているそうです。

幕下以下の若い衆は黒い稽古まわし、関取になると白いまわしを締められるのと同様、

稽古足袋も関取は白、幕下以下は黒と決まっています。
だから旭天鵬関の足元は白ですよね。

また若い衆は両足に足袋を履くのは許されないそうで、

胸を出すときに後ろ足になる左足ばかりすり減るので、右足だけが残ることになり、

それを裏返し、マジックで黒く塗って使うお相撲さんもいるとか。

さて、昨日7勝目を挙げ幕内残留を決めた旭天鵬関。
今場所が幕内98場所目なんだそうですが、9月の100場所といわずまだまだいけそうですね!