足袋も、白黒ハッキリ。
今場所5日目に幕内出場1位となった旭天鵬関。
40歳とは思えぬ肌つやのよさに驚かされます。
サポーターなどをつけているのもほとんど見たことがないように思います。
ただ、左足の足袋はトレードマークといえるほど、ずいぶんの長きに渡り履きつづけていますね。
足の裏が擦れたときなどに履くこの足袋は、「稽古足袋」と呼ばれ、
着物のときに履くものより厚手の木綿でできているそうです。
幕下以下の若い衆は黒い稽古まわし、関取になると白いまわしを締められるのと同様、
稽古足袋も関取は白、幕下以下は黒と決まっています。
だから旭天鵬関の足元は白ですよね。
また若い衆は両足に足袋を履くのは許されないそうで、
胸を出すときに後ろ足になる左足ばかりすり減るので、右足だけが残ることになり、
それを裏返し、マジックで黒く塗って使うお相撲さんもいるとか。
さて、昨日7勝目を挙げ幕内残留を決めた旭天鵬関。
今場所が幕内98場所目なんだそうですが、9月の100場所といわずまだまだいけそうですね!