樽開け名人

近所に、7、8人も入れば満席になる、
小ぢんまりした昭和の香り漂う居心地のよい居酒屋さんがあります。
 
江戸っ子の女将さんがひとりで切り盛りして約半世紀になるこのお店が
先月初めに新装開店した折に鏡開きをしました。
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この一斗樽を贈ってくれた福島の酒蔵の方に、
近くの酒屋さんに開けてもらうように言われて頼んでみると、
経験がないので開けられないとのこと。
 
そこで、朝青龍が優勝するたびに酒樽を開けていたという夫の出番!
開店当日の午後、トンカチとバールを持参して、木蓋を開けてきました。
 
樽の蓋はきっちり締められ、おまけに箍がはめられているので、
ある程度の力と、技術と経験がないと開けられないようです。
 
樽と格闘すること15分。
ぶじ開いたところで、一杯すすめられ、
このおめでたい樽酒を誰よりも先にいただいたそうです。
役得?ですね。
 
意外なところで経験が生かされた、と夫は喜んでおりました(^^)v