国技館も全焼
関東大震災が起きたのは93年前の9月1日。
M7.9、10万人を超す死者・行方不明者が出ました。
住家が密集している東京では大規模な火災が発生したため、
犠牲者の死因の実に9割は火災だそう。
とくに、いまは東京都横網町公園として整備されている、本所の陸軍被服廠跡では、
多くの住民が避難しているところに火災旋風が襲ったため、4万人弱の方が犠牲に。
そのすぐそばの両国国技館も全焼、
10月に予定されていた秋場所は、会場を名古屋に移して開催されたそうです。
関東大震災による遭難者の遺骨を納めるための霊堂として昭和5年に建てられ、
当初は「震災記念堂」と名付けられました。
昭和20年の東京大空襲などによる犠牲者の遺骨も併せて安置され、
その後名称は「東京都慰霊堂」に。
この慰霊堂で毎年2回(春の3月10日と秋の9月1日)慰霊大法要が行われています。
今回の秋の大法要では、浅草寺の僧侶らが読経、