建立100年の相撲記者碑

念願の相撲常設館として、回向院の境内北に旧両国国技館が完成したのが明治42年。
それ以前の、天保4年から76年間は、回向院境内の掛け小屋が年2回の興行の定場所でした。
 
相撲と浅からぬ縁のある回向院には、
相撲協会が歴代相撲年寄の慰霊のために建立した力塚の碑があります。
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その後ろにひっそりと佇む「相撲記者碑」。
大正5年に初代梅ヶ谷の雷親方が、
「相撲道を斯くまで隆盛ならしめたのは全く筆の力である」
として相撲記者の慰霊のために建てたといいます。
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撲協会の理事長、在京の相撲記者グラブ会友会の理事や現役会友の相撲記者が、
毎年秋場所中に力塚とともに記者碑の供養を行っているそうです。
 
今年は建立100周年ということで、きのう正午から供養が行われ、
その後は国技館の大広間に場所を移して記念のパーティーが開かれました。
 
今日、力塚を訪れてみると、供えられたお花が甘い匂いを漂わせておりました。