外国人力士の隆盛

中日の大相撲放送では、国技館で観戦を楽しむ外国人や外国人力士にスポットを当てていましたが、いまや国技館、とくに2階席ではかなり多くの外国人客を見かけます。

外国人客の増加は、もちろん外国人力士の増加や活躍と無関係ではありません。

今場所の番付を見ると、幕内力士42人のうち、外国出身力士は15人(モンゴル9人・ジョージア2人・ブルガリア・ブラジル・中国・エジプト各1人)。3割を超えています。

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今日の外国人力士の隆盛の礎を築いたのは、元横綱前田山の4代目高砂親方

1964(昭和39)年のハワイ巡業で、のちに高見山となる青年ジェシーをスカウト、それが小錦、曙、武蔵丸へとつながっていきます。

前田山は、同じく高砂部屋の元横綱朝青龍も真っ青の、やんちゃなお相撲さんだったようですが、現役引退からハワイで高見山さんをスカウトするに至った興味深くも驚くべき経緯は、次回のお楽しみ。