アリガトウ、キセノサト☆

土俵上の姿を見るのは、やはり最後になってしまいました。

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これまで声援を送ったことはなかったけれど、もう二度とその四股名を呼べなくなるかもしれないと、土俵入りと取組前に思い切り「キセノサトーーー」と叫んできました。

大きなケガなく、休場もなかった力士が横綱になった途端、大ケガを負い、長く休場し、そのまま引退とは皮肉でした。

でも、現役力士としてよりも、親方としての相撲人生のほうが長いのだから、長い目で見たら、このケガと休場は横綱にとってはよいことだったのかもしれない、と思いたい。

人一倍、ケガや休場の苦しみと悔しさを味わったのだから、その分、より懐の深い指導者になってくれることと思います。
相撲に真摯に取り組む、ケガをしない力士を育ててくれると信じています。