お相撲と肩ぐるまが好き

きのう、9歳になった甥っ子Rのバースデーパーティをしました。
 
私たちは東京の東に、彼らは西に住んでいるので、
電車を利用して1時間ほどの距離がありますが、お互いちょくちょく行き来しています。
 
私たち夫婦が仕込んだせいか、Rは4、5歳のころからお相撲を取るのが好きで、
私たちの顔を見ると「お相撲しよう!」と誘います。
 
いつも家のなかで取るので土俵の円すらなく、まったく本格的ではないのですが、
蹲踞や立ちあいの構えはバッチリきまっています。
 

イメージ 1
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
子どもって、何も教えなくても目の前のお手本をそのまま真似るのが上手なんですね。
オトナになると、能書きが必要で、
しかも頭で理解していても、なかなかお手本どおりにからだが動いてくれないものです。
 
スポーツに限らず、音楽や絵画、お習字、さらには食べるものなどなど
なにごとにおいても、小さいうちから一流のものに触れさせるのって大事だと思います。
 
さて、このところ夫のことを“オヤジ”とか呼ぶようになっちゃって、すっかり生意気盛りのR
からだも大きくなり、力も強くなりました。
 
きのうもやはり、私たちが到着すると間もなく「お相撲しよう!」とR
まず夫と対戦。Rは力いっぱいぶつかってきます。
「からだの芯の力が強くなった!」と夫も感嘆。
 
その後、私にもご指名がかかったのですが、
私はもうまったく太刀打ちできなくなりました。
なんせ、立ちあいからすごいスピードで向かってくるんですから、
こわくて受け止めることすらできず、横に逃げるしかありません。
 
2、3年前までは、持ち上げてくるくるまわして、ある程度楽しませてから
負けてあげたりなんかして、余裕もあったんですが、
いまは、小兵力士に翻弄される大型力士の気分です。
なんとかまわしをつかんで何かしようと思っているうちに、
太ももあたりにしがみつかれて一気に押しだされてしまうのです。
(もちろん実際は写真のとおり、まわしは締めてません。ズボンのウエストのあたりをつかんでます)
 
Rは「はい、いちょあがり~」と言わんばかりに、手をパンパンパンとはたいています。
なんとも悔しいじゃありませんか!
 
こんなにたくましくなったにもかかわらず、“オヤジ”に会うといまだに
肩ぐるまをせがむRは、生意気でもまだまだ子どもでかわいいものです。
 
この肩ぐるま、いつまでできるかな~
 
“オヤジ”の体力が衰えてからだが「無理!」って悲鳴を上げるのが早いか、
Rのからだが大きくなって乗れなくなるのが早いか、
はたまたRが肩ぐるまなんぞに興味を示さなくなるのが早いか。
 
いずれにしても、さみしいですね~