便利な隠語

そのほか、私が便利に、なおかつ気に入って使っている相撲界の隠語に
「よかた」、「えびすこちゃん」(←アレンジバージョン)、「ばかまけ」があります。
 
「よかた」
相撲界以外の一般人のこと。
仲間内では、お相撲さん以外の行司さんや呼び出しさんなどを指す場合もあるそうです。
使い始めると便利で、わが家ではかなり使用頻度が高いです。
 
「えびすこちゃん」
もともと大食いのことを「えびすこが強い」といい、たくさん食べることを「えびすこを決める」というのですが、
私は「えびすこ」という響きがかわいくて好きなので、よく食べる人のことを親愛の情を込めて
「えびすこちゃん」と呼んでいます。
「○○さんってえびすこちゃんだね」
「△△たちってえびすこちゃんだから、ごはんはこの量で足りるかな」
というように使っています♪
 
「ばかまけ」
あきれること。「××ちゃんには、みんなばかまけしちゃってたね」というように使います。
あきれる、というとやや相手を突き放したニュアンスがありますが、
「ばかまけ」は、冗談っぽい軽さとやさしさをふくむいい方なので、
相手を許しつつ使える、あたたかみのあるところが気に入っています。
 
夫と結婚するまでは当然、これらの言葉は使っていなかったどころか
使い方も知らなかったのですが、
使い始めると、“意味が似かよっているけれど違う言葉”では
微妙なニュアンスが変わってしまうので代用が利かず、
私にとっていまや、それぞれがなくてはならない語彙のひとつになっています。
 
これらの言葉は、対象が通じる相手である場合にのみ機能しますから、
さすがに私も「よかた」との会話のなかでは使いませんが