還暦土俵入り
お昼すぎに国技館の前を通りかかると、何やらたくさんの人でにぎわっているので、
何かのイベントでもあるのかしら、と正面木戸口に足を進めると、
本日は「北の湖親方の還暦を祝う会」↓
木戸口には浴衣姿のお相撲さんが座っています。
いつもは木戸番の親方衆が座っているので、なんだか新鮮↓
2か月ほど前に、還暦土俵入りのために綱打ちをした、というニュースがありましたが、
今日が本番だったんですね☆
先の5月場所中に60歳を迎えられた北の湖理事長の土俵入りでは、
一見の価値大アリです!!
中に入って生で見たかったけれど、招待客もしくはパーティー券を持っている人しか入れないようでした。
夫の部屋は一門が違うので、参加しないどころか、合宿で東京を留守にしちゃってます。
太刀持ちと露払いにかつての弟子を従えて、1937年に上野精養軒で行われたそうです。
まったくといっていいほど衰えが見られないこと。
髷はなくとも、化粧まわしに綱を締めた姿がバチッと決まっているのは、
立派な太鼓腹のおかげでしょう。
これまた豪華で心打つ顔ぶれでした。
大鵬さんの還暦土俵入りでは、
いよいよ2年後に還暦を迎えられます。どんな土俵入りになるのでしょうか。
いまでは還暦に赤いちゃんちゃんこを着る人も少なくなりましたが、
それにしても還暦に赤い綱を締めて土俵入りをする習わしは
これからも守っていってほしい、まさに美風ですね。