熱~い相撲談議@元力士のお店

先月末、相撲愛好者の集まりに参加させてもらいました。
(名目は一応、われわれの共著本出版祝いということでした♪)
 
これは、夫を含む相撲好きの4人が定例メンバーの、
1年に何度か、不定期に催されている会合です。
 
今回はその4人+ゲスト4人が、御徒町の「かんもうれ」に集いました。
ここは芸達者な元お相撲さんが切り盛りする奄美料理のお店。
島人である彼は、三味線を弾きながら島唄も唄ってくれます。
 
さてこの日集まった人たちは、ただの相撲好きじゃあ、ありません。
好きが高じて、相撲と深く関わっていらっしゃる方ばかりです。
 
代表格のHさんは、東大相撲部を創設したお方。
東大に入ってみたら、相撲部はおろか相撲研究会のようなサークルすら存在しなかったので、
「ならば自分が!」と創ってしまったわけです。
実は中学・高校にも相撲部がなかったので、すでにここで創部は経験済みだったそう。
 
いまでは日本相撲連盟やら日本女子相撲連盟、国際相撲連盟などの理事や副理事を務めていらっしゃる
マチュア相撲界の重鎮ですが、相撲への情熱たるや、並大抵ではありません。
Hさんの相撲のお話には気圧されるほどです。
 
こんな方を筆頭に、相撲については一家言あり、語り出したら止まらない方ばかり。
みなさん、かなり「濃厚」です。
 
20歳前からお相撲好きで、自主的にお相撲に関する取材に出かけては雑誌に寄稿したり、
それでは飽き足らず相撲を取ったり、果てはお相撲さんと結婚してしまった私は、
“そのへん”では、普通の域からはみ出ているはずですが
ここでは、そんな私がまったく自然に受け入れられてしまうんです。
というよりここでは、私ごときはまだまだひよっこレベル。
 
お相撲への思いや、相撲大会に出場した話などは、
“そのへん”ではまず語らないか、語っても控えめな私ですが、
ここではみなさんガッチリ受け止めてくださり、さらに話が発展するものだから、
相撲大会に出たきっかけなどを語り始めたら、つい熱くなってしまったのでした☆
 
「かんもうれ」での開催は初めてだったそうですが、
みなさん、お料理、雰囲気、大将のお人柄と島唄をいたくお気に召したようで、
この4+αの会合は今後、ここを会場として定期的に開かれることになる模様です。