大入り袋の中身は?

この五月場所は、10日間も満員御礼が出たそうです。
10日間の満員御礼は、若貴人気の1990年代後半以来、実に17年ぶりのこと。

満員御礼が出ると、関係者にこのような大入り袋が配られます。
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関係者とは、親方衆、関取衆、十両格以上の行司・呼出・床山さん、お茶屋さん、マスコミなど、
夫の推定では300400人。

大入り袋の始まりは、諸説あるようですが、
明治29年に初代市川左團次が興行で配ったのが最初ともいわれるため、
相撲のそれは、歌舞伎をまねて明治以降に始まったと考えられます。

さてさて、相撲の場合、袋の中にはいくら入っているでしょう?
答えは10円。

多いか少ないか、その感じ方は人それぞれだと思いますが、
ウィキペディアには、「現在では50円玉あるいは100円玉を入れるのが一般的」
とありますので、相撲はやや少なめでしょうか。

ちなみに小錦引退相撲では、500円入っていたそうです。
さすが小錦さん、太っ腹!!