相撲愛のカタチはさまざま

先月、好角家仲間の定例飲み会に参加した夫が、「すもう瓦版 土俵」をもらってきました。
B4判で記事はすべて手書きのこの瓦版は、下町生まれの斎藤健治さんという方が
1979年から30年以上にわたっておひとりで制作を続けていらっしゃるそう。
毎場所後に発行されていて、350人ほどの幅広い年齢層の読者が毎号楽しみにしてるといいます。


さて、夫がいただいてきたのは、、平成271No.247号。

「ちゃんこ262店食べ歩記」を寄稿された水野さんという方が、その飲み会にお持ちくださったもの。
イメージ 1


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
タイトルにあるように、水野さんが訪ねたちゃんこ店は、昨年末現在、262軒。
1軒目の昭和61年両国「巴潟」を皮切りに、
北は札幌の「北の富士」から南は鹿児島の「朝の海」まで
全国津々浦々のちゃんこ屋さんを訪ね歩いてきた水野さんのオススメは、以下の4つ。
元力士の店主が店にいて、10人ほどのお客さんが入る規模のこぢんまりとした店が選択の基準。


墨田区東駒形の「ちゃんと亭」

東京都小金井市の「小金富士」
奈良県香芝市の「好の里」
東京都吉祥寺の「どりんくばあ維新力の店」
 
と④には私も訪れたことがあります。
は大鳴門部屋の北光さんがおひとりで切り盛りするお店で、
国技館からもそう遠くないので、相撲帰りの友人を連れてときどきお邪魔しています。
ここのちゃんこは、あっさりしているのにしっかりとコクのあるスープがたまりません。
水野さんいわく、スープは利尻昆布と鶏がらを長時間煮込んでいるのだそう。
両国界隈では、夫も一押しのちゃんこ屋さんです。


さて、水野さんがこんなにちゃんこ屋さんを訪ね歩くのはなぜなんでしょう。

それは「相撲が好きだから」。
現役時代には近づくことができなかった力士でも、お店では身近に接することができ、
親しくなっていろいろな話ができるのが魅力のようです。
「ちゃんこが好きということは相撲愛と表裏一体なのである」そう。

いまは300軒達成を目指しているという水野さん。
おととしの夏、FM西東京の「北脇貴士の大相撲甚句」というラジオ番組に出演されたそうですが、
達成の暁には、北脇さんが水野さんの甚句を作ってくれることになっているそうです。
あと38軒(否3月中旬となったいまはもっと減っているかも!)、がんばってください!!