相撲手帳

「相撲手帳」といえば、相撲協会が発行し、年の瀬になると協会員や関係者に配られるもののほかに、
ベースボールマガジン社の「相撲」誌12月号の付録としてついてくる「相撲手帖」もあるようです。
 
ベーマガの付録の表紙は大入り袋を模した、迫力あるデザイン。
予定表には、本場所の日程や番付発表日・土俵祭り・番付編成会議などの行事のほか、
関取衆や親方衆のお誕生日まで記されているのだそう。
 
贔屓力士の成績を1年にわたって記録できる星取表や、
両国・錦糸町界隈の相撲部屋マップ、
さらには優勝回数や幕内在位場所数、通算勝ち星などの記録集が掲載されているので、
相撲ファン必携の手帖といえそうです。
 
かたや、相撲協会発行の手帳の表紙はシンプルなデザインで、毎年、表紙の色が変わります。
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こちらの特長はなんといっても、巻末に収録されている相撲便覧。
公認相撲規則(抜粋)をはじめ、
年寄・横綱審議委員会委員・相撲教習所講師などの名簿、
優勝力士・歴代横綱略歴などの一覧表、
さらには飛鳥時代から平成の今日までの大相撲略史年表、
江戸時代からの上覧・天覧相撲一覧表、
相撲興行場所・興行日数の変遷、仕切り制限時間の変遷など、
コンパクトにまとまっていながらも溢れんばかりのマニアックな情報が詰まったこの手帳は、
あたかも宝箱のようです。
 
夫が長年愛用しているので、この手帳の存在は知っていましたが、
中身を見たのは、つい先日のこと。
その日私は、半ば興奮状態で「おもしろい!」を連発しながら小1時間、
夢中になって眺めておりました。
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