相撲健康体操in国技館

「相撲健康体操」をご存じですか?

四股や股割り、蹲踞など相撲の基本動作を基に考案された12種類の体操から成り、毎年8月、朝7時半から8時まで、国技館の正面玄関前で行われています。

相撲協会が考案し、DVDを作ったり、講演会を行ったり、普及に努め始めたのが2005年のこと。

この「相撲健康体操」の元となったのが、昭和8年に大日本相撲協会が発表した「相撲基本体操」。
昭和4年に引退した阿久津川佐渡ヶ嶽親方が中心となってつくったのだそう。

佐渡ヶ嶽親方は、当時のスポーツ科学の最先端をいく教授の元で勉強を重ねたうえで、相撲のあらゆる技を分析したといいます。

「相撲基本体操」の序文には、この体操を続けるとだんだん身体が柔軟かつ機敏になり、体力を増進する効果は絶大とあります。

また、これを修練すれば、浩然豪快な気分と全身の脈管に高鳴る血潮の躍動とを満喫し、心身に爽快を覚えることを経験するだろうとも。

今年の夏は、国技館で相撲健康体操に汗を流し、「浩然豪快な気分と脈管に高鳴る血潮の躍動とを満喫」してみませんか!?