ヒゲ剃り上手の床山さん

遠藤が八王子巡業で、特等床山の床蜂さんに大銀杏を結ってもらってご機嫌だったとスポーツ報知に出ていました。

現在、横綱白鵬の髷を結う床蜂さんは、元横綱吉葉山宮城野部屋に入門し、北の湖千代の富士など大横綱の大銀杏を結ってきた、この道48年の達人で、現在2人となった特等床山のおひとり。

さて、床山さんといえば、かつてはお相撲さんのヒゲも剃っていたのだそうで、風船に石けんをつけて割れないように練習したのだとか。

元鯱の里の若松部屋に30歳で入門した“よっさん”こと床義さんは、都城で床屋さんを営んでいたためヒゲ剃りがとても上手く、親方衆からもご指名がかかるほどだったそうで、場所中は審判室に呼ばれ、つぎつぎに親方たちのヒゲを剃ったといいます。

ただ、本業であるところの髪結いは、なんと下手だったんだそうです(^_^;)

よっさんが結った髷はすぐに崩れてしまうため、ほんの少し稽古しただけで何十番も取ったように見えることから、稽古嫌いの力士には好評?だったとか。

以上は、ヒゲは剃ってもらったことはなかったけれど、髷はいつもよっさんに結ってもらっていたという夫から聞いた話です。