2015-01-01から1年間の記事一覧

相撲教習所の掃除当番

相撲教習所の掃除当番は2年前までは4班に分かれていたのが、 今年は5班に増えていました。 掃除箇所が増えたのかと思いきや、「休み」が加わっています。 2年前 → 今年 新弟子の数が増えたせいかとも思いましたが、 もっと人数が多かった夫の時代でも、4…

番付外から番付面に

先週月曜日に発表された5月場所の新番付に、 高砂部屋からは先場所デビューした3人の新弟子クンが初めてしこ名を載せました。 朝森本(大阪)は序ノ口13枚目、朝山端(兵庫)は25枚目、朝達家(兵庫)は26枚目。 番付表の最下段にいちばん小さな文字で書か…

双葉山邸へ

先週末は双葉山さんの孫娘・穐吉次代さんにお招きいただき、 両国のご自宅にお邪魔しました。 ここは、双葉山さんが現役のまま弟子の育成を許され、 双葉山道場(のちの時津風部屋)を開いた、その場所です。 現在の時津風部屋のお隣にある、重厚な門構えの…

ヨネスケさんとの共演は…?

きのうの新宿末廣亭は、今月中席の最終日。 中席「千秋楽結びの一番」は、桂米助師匠です。 師匠の高座は初めてでしたが、今回はホロリとさせる人情話で、 お馴染みの「突撃! 隣りの晩ごはん」のイメージとはずいぶん違いました。 米助師匠は、野球への造詣…

祝20周年

蔵前のビストロ・モンペリエさんは、今月初めに20周年を迎えました。 私は開店して間もないころから通っているので、20年近いおつきあいということになります。 オーナーシェフのAさんは、生まれも育ちもここ蔵前。 子どものころには国技館が蔵前にあり、そ…

春巡業は伊勢神宮から

きのう伊勢神宮で、奉納大相撲が行われました。 昭和30年に始まったそうですから、今年で実に59回目。 私たちはその3日前に、お伊勢参りをしてきました。 伊勢市駅前、外宮、内宮、そして会場となる神宮会館前には幟がはためき、 お相撲さんたちとともに伊…

シリコン入れて新弟子検査

今場所を最後に相撲協会を退職される元大受の朝日山親方。 大関昇進や三賞独占よりも新弟子検査に合格したときのほうが、 感動が大きかったのだそうです。 173センチ以上という当時の身長規定に足りず、二度不合格。 三度目は頭頂部にシリコンを入れて合格し…

新序出世披露の支度

高砂部屋からは今場所、3人の新弟子クンがデビューしました。 4日目までに2勝を挙げた朝森本クンは、5日目に一番出世披露され、 足の怪我で前相撲を休場し中日に出場、初白星を挙げた朝山端クンと 4連敗してしまった朝達家クンは、今日9日目に二番出世披露さ…

番付運が人生を変える…?!

前回ご紹介した水野さんオススメのちゃんこ店②の「小金富士」は、 ①「ちゃんと亭」の北光さんに“おいしいちゃんこ屋さんに連れていってほしい”と頼まれて 連れていらしたほどのお店と聞いて、俄然行ってみたくなりました。 元放駒部屋の小金富士さんの最高位…

相撲愛のカタチはさまざま

先月、好角家仲間の定例飲み会に参加した夫が、「すもう瓦版 土俵」をもらってきました。 B4判で記事はすべて手書きのこの瓦版は、下町生まれの斎藤健治さんという方が 1979年から30年以上にわたっておひとりで制作を続けていらっしゃるそう。 毎場所後に発…

同じ釜の飯を食う意味

「外国人力士は、なぜあんなに日本語が上手なんですか?」 夫も、よく聞かれるようです。 たしかに彼らの上達の速さには驚かされますが、 大部屋での共同生活のなかで、必然的に言葉を覚えていく、 というのがそばで見てきた夫の率直な感想。 以前、大物外国…

タニマチ=谷町

春場所の新番付が発表されたのが今週月曜日。 その1週間ほど前には先発隊が、前日の22日には全員が大阪に乗り込みました。 高砂部屋が宿舎を構える久成寺さんは、大阪市営地下鉄の谷町九丁目駅のほど近く。 「夏祭浪花鑑」の舞台となった神津神社が目の前に…

「一般診療可」の相撲診療所

お相撲さんの健康診断は年2回。 2月と8月に行われています。 今月3日と4日に行われた健診では、逸ノ城の体重が203.5キロで、 自己最重量を1.5キロ更新したことがニュースになっていましたっけ。 8月の健診は、身長・体重・血圧の測定や血液検査などが国技館…

ちゃんこ鍋はみそ汁代わり

相撲部屋で毎食ちゃんこ鍋をかけるようになったのは、意外にも明治末期からなのだとか。 それまでは回向院内にあった相撲会所(現在の相撲協会)で作ったご飯やおかずを 各部屋から取りにきていたのだそう。 それが、元横綱常陸山の出羽ノ海部屋が明治末に10…

タレが決め手のちゃんこ

先月、わが家に友人を招いてちゃんこパーティをしました。 振る舞ったのは「湯豆腐ちゃんこ」。 私が一番好きなちゃんこのひとつであり、どんな人にも気に入ってもらえるちゃんこです。 お豆腐のほかに、鶏肉、キャベツ、ニラ、ネギ、しいたけ、えのき、卵の…

こちらの土俵も女人禁制?

初場所の後半戦、相撲観戦のあと両国駅横の花の舞で飲みました。 ご存じのようにチェーン店ですが、ほかとはロゴが違って、こちら両国店は相撲字。 店内には土俵があり、それを囲むように席が配置され、 相撲甚句やら民謡、津軽三味線、コントなどのステージ…

受験会場が国技館?!

大相撲開催期間中以外の両国国技館は、多目的ホールとして利用されています。 収容可能人数は10,000人超。 音響・照明設備も完備しており、桟敷席は可動式。 プロレスやプロボクシングなどの興行やコンサート、株主総会、呉服展示即売会などなど、 あらゆる…

満員御礼×15

横綱白鵬の33回目の優勝で幕を閉じた初場所は、 15日間満員御礼となりました。 これは1997年初場所以来、実に18年ぶりのことだそう。 というわけで15日間毎日、関係者に大入り袋が配られました。 天覧相撲だった中日の大入り袋はこんなかんじ。 負け越しはし…

高卒初の十両格行司

前回、高砂部屋の行司・木村朝之助さんは十両格、木村悟志さんは幕下格と紹介しました。 十両格と幕下格、と一口に言ってもここには大きな大きな隔たりがあります。 十両格に上がるということは、力士が関取になるのと同じで、 いままで上の行司さんのお世話…

行司さんの場内アナウンス

高砂部屋にはふたりの行司さんが所属しています。 十両格の木村朝之助さんと、今場所から幕下格に昇格した木村悟志さん。 朝之助さんは3時前後に、悟志さんはお昼ごろに裁いています。 現在はふたりとも場内アナウンスを担当。 場内アナウンス担当の行司さ…

相撲土産

打ち出し後、はね太鼓の音に送られて国技館をあとにする人たちの顔はみな満足げです。 そのなかには相撲土産の入った紙袋を抱える人たちもたくさん。 お茶屋さんを通してチケットを買えばお土産をつけられるほか、 当日館内でも購入することができます。 相…

お正月場所初日

初場所初日の華やいだ雰囲気を見ようと国技館へ行ってきました。 午前8時半には満員札止めとなったそうですが、 午後2時をまわったころは、とくに南門の前は大勢の人でごった返していました。 初日を祝うように、今日の東京は快晴。 色鮮やかな幟が青空に映…

住吉神社の土俵

あけましておめでとうございます。 昨年は更新頻度が低下気味でしたが、 今年もぼちぼち続けてゆきますので、 どうぞよろしくお願いします♪ 初詣は毎年、福岡の住吉神社にお参りします。 境内には土俵があるのですが、しょっちゅう使われているわけではない…