2013-01-01から1年間の記事一覧

明日初日☆

いよいよ明日から名古屋場所が始まりますね~ 何日か前に詠んだ句をひとつ。 金の鯱初日を待つや男梅雨 関東甲信で今日、平年より15日も早い梅雨明けが発表されましたが、 名古屋が夏本番を迎えるのも近いと思われます。 この場所の話題はやはり、稀勢の里の…

相撲と俳句、どこが似てる?

先月23日の満月は“スーパームーン”と呼ばれ、 今年いちばん大きく見える満月だったそうですね。 私はそれを徳之島で見ていました。 法事もお斎も終わった日没前の午後7時すぎ。 薄明るい東の空に白く浮かぶ、まんまるのお月さまを砂浜からしばらく眺めてい…

てげてげで行こう♪

腕がやけに黒いなぁ。 ここ数日、うちにこもってお仕事しているっていうのに焼けちゃってるなぁ。 と思ったら…… 先週、義父の法要のため梅雨寒の東京を離れ、夫の故郷・徳之島を訪れたのでした。 気温自体はそんなに高くなかったようですが、日差しの強いこ…

黒焼きのうなぎで体力回復、肌つや冴える

今年の土用の丑の日は7月22日(二の丑は8月3日)。 まだ3週間ほど先のことですが、前回に引き続きうなぎネタです。 うなぎと相撲に何か関わりがあるかな~ と調べてみると、元お相撲さんが営むうなぎ屋さんが武蔵小杉にありました。 ここ「むさし野 本…

うなぎと講談

先週、JR両国駅のほど近く、明治10年創業という老舗のうなぎ屋さんに行ってきました。 その名も「両國」。 以前から気になっていた外観には、130年余の歴史を感じさせるどっしりとした貫禄があります。 暖簾をくぐると、カウンター席と小上がり席、2階に…

制限があるからこそ広がる世界

巡業や花相撲などにおいて披露される相撲甚句は、 6人ほどのお相撲さんが土俵上で輪になって、その真ん中でかわり番こに唄います。 さすがは相当唄い込んでいると思しき「相撲甚句担当」力士、情緒たっぷりに唄い上げます。 引退相撲では、その力士の土俵人…

興に乗じて相撲甚句♪

「相撲甚句」は相撲教習所の履修科目にあるので、 お相撲さんは一様に、それを新弟子時代に教わっています。 だからといって、お相撲さんのみんなが相撲甚句を唄えるかというと、そうでもないのが実情のようです。 教習所で習っても、たいていそれっきりにな…

橋の下で相撲甚句♪

これはあくまでも私のあて推量ですが、 能楽の安田登さん&槻宅聡さんと歌手・辻康介さんの初コラボは、 思えば“橋の下”だったんじゃないかと思います。 2年ほど前、朝日新聞夕刊のマリオンに紹介されていた 「名橋たちの音を聴く」と題された、日本橋川を…

能と『オルフェオ』の意外な調和♪

夫がときどきごいっしょさせていただく安田登さんは、 実に多才なお方で、それ故に多様な活動をされています。 先週末は、安田さんがゲスト出演された「南蛮ムジカのオルフェオ」を観てきました。 モンテヴェルディのオペラ『オルフェオ』からの抜粋に、チェ…

正しい姿勢を考える

先週、よりよい姿勢を考えるワークショップに参加してきました。 これは、安田登さんが続けていらっしゃる広尾の東江寺さんでの寺子屋と姿勢学会の共催。 姿勢学会とは、学童教育において「姿勢を正す」という躾が疎かになっている現状を憂い、 姿勢教育の重…

還暦土俵入り

お昼すぎに国技館の前を通りかかると、何やらたくさんの人でにぎわっているので、 何かのイベントでもあるのかしら、と正面木戸口に足を進めると、 本日は「北の湖親方の還暦を祝う会」↓ 木戸口には浴衣姿のお相撲さんが座っています。 いつもは木戸番の親方…

元お相撲さんの沽券にかかわる…

「おでぶ山」&「悦乃海」に再会したのは、そのほぼ3カ月後の晩夏。 9月中旬に釧路で開催される女相撲大会への出場に向けて、 「おでぶ山」が稽古をしたいということで、日が暮れたあと両国公園に集合したのでした。 私は福島町だけでいっぱいいっぱいなの…

互いを尊重し合うよきライバル

「女だけの相撲大会」の案内をもらって、出場するかどうか迷っていた私でしたが、 諸般の事情により結局、今年は“休場”しました。 第22回目となった今年の優勝者は「おでぶ山」。 第14回大会に優勝して以来、1回おきに優勝しているので、 今回が通算5度目…

横綱土俵入りは喜びを表現している!?

昨日は狂言の「蝸牛」見たあと、 演者の狂言師Oさん、Nさんのお二方とお話させていただく機会に恵まれました。 狂言師さんと夫は、互いの話のなかに、能楽と相撲の類似点を見い出し、 盛り上がっていました。 江戸時代には能楽師も相撲取りも有力諸藩に召し…

母性本能をくすぐるプリンス

先月の30日、近所の小料理屋さんのカウンターでいっしょになった3人組のお客さんが お相撲の話をされていたので、夫と私もその輪に加わりました。 そのなかのご婦人が、「今日は貴ノ花の命日なのよ」とおっしゃいました。 故・貴ノ花さんの大ファンだったそ…

天皇陛下も「おかわり!」のおいしさ

わが家に来てくれたTクン夫妻に食べてもらったのは、鶏飯(けいはん)ちゃんこ。 奄美地方の郷土料理“鶏飯”にヒントを得て、夫(←奄美出身)が考案したちゃんこ鍋です。 鶏飯とは、奄美群島が薩摩藩の支配下に置かれていたころ、 島民が藩の役人をもてなすた…

お相撲おじちゃん

5月場所中、夫の甥っ子Tクン夫妻がお相撲観戦後うちに寄ってくれました。 相撲観戦のあとはやっぱりちゃんこでしょう! ということで、夫が腕によりをかけて作ったちゃんこ鍋を食べながら、話に花が咲きました。 今年30歳になるTクンは、夫が相撲界に入門…

ピータンで連敗ストップ!

5月場所もいよいよ大詰めを迎え、勝ち越し、負け越しが続々と決まっています。 勝ち越すことを「給金を直す」、勝ち越しのかかった一番を「給金相撲」といいますが、 これは大相撲中継でも使われたりするので、耳にされたことのある方も多いと思います。 で…

腰痛にはベートーヴェン?!

スカイツリー開業から1年の昨日、 すみだトリフォニーホールで行われた1周年記念コンサートに行ってきました。 題して「ベートーヴェン・ザ・634+1」。 スカイツリーの634メートルにかけて、ベートーヴェンの交響曲から 第6番、3番、4番(+1=5番)…

部屋での土俵祭り

数日前のブログを見た夫が、部屋での土俵祭りの写真を提供してくれました! 今年の春場所前の模様です。 こんなふうに、装束を身に付けた行司さんが祭主となり、稽古の合間に土俵祭りが行われます。 後方には拍子木を鳴らす呼出さん お祓いしています 後ろ姿…

彩色された優勝額

さてこちらが、贈呈式当日、正面入り口前に飾られた優勝額。 白黒写真が、こんなに立派な「色彩写真」に仕上がりました! 初場所、春場所の優勝力士が握手。 把瑠都関と握手をされているこの後ろ姿が、彩色を施した女性です。 ビシっと白のスーツでキメてい…

着色前の優勝額

東京場所初日の中入りの時間に行われる優勝額の除幕式は テレビでご覧になったことがある方も多いと思います。 前場所と前々場所の優勝力士がまわし姿で土俵に上がって 贈呈者である毎日新聞社さんからの表彰を受け、 2階の観覧席上部に掲げられた優勝額が…

多技に通ずる行司さん

今日から夏場所が始まりました。 そして今日、このブログへの訪問者が1000人に到達しました。 ありがとうございます! 初日に1000人到達とは、不思議なご縁を感じます。 なんだか縁起がいいような気もしてきました。 相撲の神様が、このブログにも降りてきて…

ようこそ、土俵の神様☆

夏場所初日もいよいよ明日に迫りました。 今朝は国技館で土俵祭りが行われたはずです。 土俵祭りとは、「本場所初日の前日に行われる、新しくつくった土俵の地鎮祭」 と相撲協会のHPでは説明されています。 神官姿の立行司が祭主となり、理事長をはじめ、審…

1000人目の訪問者さまにプレゼント♪

今年に入って始めたブログも、気づけば訪問者が1000人に近づいてまいりました☆ 訪問者数を増やすための努力というのは、 初心者のためどうしてよいのかもよくわからず、怠ってきましたが、 とにかくお相撲の奥深さや特異性など、 その魅力をわかりやすくおも…

幟が立てられるのはいつ?

幟はいつごろ立てられるのか、さっそく夫にたずねてみたら、 「だいたい初日の1週間前」とのこと。 今回は、連休明けの7日に予定されていたそうなのですが、 風があまりに強かったため、翌8日に延期されたということでした。 たしかに東京は7日、青葉を…

幟が似合う季節は?

今日、国技館の前を通りかかったら、昨日までは立っていなかった幟が並んでいました。 番付発表が終わったのに、そういえばまだ幟が立っていないな~ と思っていたところです。 幟って場所前のどのタイミングで立てられるのでしょうか? あまり気にしたこと…

相撲とともに生きる男

両国小学校には、相撲字で書かれた門標が掲げられています。 さすがは、両国小!! 先日、どなたが書かれたものなのか気になり、足を止めました。 行司さんだろうか…? そのお名前を見てビックリ。 側面にこれまた相撲字で、「下家義久書」とあります。 この…

相撲情緒を感じに両国へ♪

私の住む両国では、ここかしこで相撲字に出会います。 ちゃんこ店なら、そう不思議でもありませんが、 酒屋さん、洋品店から小学校まで、その看板などに見つけることができるのです。 まずは、有名ちゃんこ店と、両国駅前の居酒屋さんの看板↓ そして酒屋さん…

相撲字は芸術だ!

番付表を書いているのが行司さんであることは、 大相撲ファンなら多くの人が知るところでしょう。 この独特な書体は「相撲字」と呼ばれ、 めいっぱい太くしてなるべく白い部分を残さないように書かれているそうです。 「会場がすきまなく埋まりますように(…