2013-01-01から1年間の記事一覧

異文化との出会い

本日は101回目の投稿。 ということで、初心に戻ってみることにします。 四半世紀もの長きにわたって相撲界に身を置いてきたわりに夫は、 比較的“よかた”の感覚に近い人だと結婚する前には思っていた私。 しかし共に暮らしてみると、あけてびっくり玉手箱! …

おかげさまで100回目☆

今回は、記念すべき第100回目の投稿です。 お相撲、もしくは元お相撲さんの夫に関わるネタしか扱わないブログなんですが、 これまで99話、よくもネタが枯渇することなく続いたものだと我ながら感心しています。 ブログをスタートする前から温めていた話は、…

物思いの秋

負け越して重き足どり秋あはれ 夫は現役最後の年の秋場所、つまり最後の東京場所を負け越して終えました。 この句は、そのときの心境を思い出して詠んだものです。 夫が負けると、足が重くて前に進まず、国技館からの家路が遠く遠く感じられたものですが、 …

続・四股名あれこれ

しこ名の話に戻ります。 輪島、長谷川、蔵間など、入門から引退までしこ名を本名で通した力士はいますが、 出島のように、姓名とも本名で通した例は珍しいのだそうです(名は武春)。 輪島は大関昇進を機に、本名の「博」から「大士」に改名。 長谷川は「勝…

夫に着物を畳んでもらう♪

私もときどき着物でお出かけします。 といっても結婚してからなので、ここ5年ほどですが。 それまでは仕事に忙しく、着物の魅力に目を向けるほどの 精神的余裕も時間もなかったのだと思います。 あるとき実家で納戸の整理をしていると、 昔お茶のお稽古をし…

和装day

今場所2日目と9日目の今日は和装dayでした。 和装で国技館を訪れると、オリジナルてぬぐいがもらえるという企画。 2日目は台風上陸という荒天のなか、 200人もの方々が和装で来場されたそうです。 今日の東京は1日中曇っていましたが、涼しかったので着物日…

四股名あれこれ

今日のNHKの相撲中継では、珍しいしこ名の紹介をしていましたね。 昭和以降の幕内力士で、一文字のしこ名は現役の「勢」と「曙」だけなのだそうです。 かつては、一(かずはじめ)、九(いちじく)、い(かながしら)、京(かなどめ)、子(えとがしら)など…

“相撲の神様”双葉山のお孫さん

田中繁吉さんの画集出版を祝う会には、 あの相撲の神様・双葉山のお孫さんも出席されていました。 繁吉さんのご子息・彌壽雄さんに双葉山さん関連のご著書があることから、 長く親しくお付き合いされているのだと思います。 彌壽雄さんが、双葉山さんの孫娘…

続・画集出版を祝う甚句

田中繁吉さんの画集出版を祝う会には、創元会関係者や、 ご子息・彌壽雄氏の早稲田大学建築科の関係者など、たくさんの方がご出席され、 あたたかい雰囲気のステキなパーティーとなりました。 ピアニストによるショパン・リストの演奏、オペラ歌手による独唱…

画集出版を祝う相撲甚句

田中繁吉さんは、大正末期にフランスに留学して洋画を学び、中央画壇で活躍した洋画家。 115年前(明治31年)の今日9月13日に生まれ、20年ほど前に亡くなりました。 このほど彼の画集が出版され、近く出版記念パーティが都内のホテルで催されます。 繁吉さん…

俳句って奥深い。

私は突如として俳句に魅入られ、ここ3カ月ほど、ことあるごとに自由に楽しんで作っています。 先日、俳句の大センパイであるところのオジサマに自作の句を見ていただいたときのこと。 処女作については、「場景が浮かんでこない」「わかりにくい」とのご指…

熱~い相撲談議@元力士のお店

先月末、相撲愛好者の集まりに参加させてもらいました。 (名目は一応、われわれの共著本出版祝いということでした♪) これは、夫を含む相撲好きの4人が定例メンバーの、 1年に何度か、不定期に催されている会合です。 今回はその4人+ゲスト4人が、御徒…

下町の本格ビストロ

夫のにわかシコトレ教室は、乞われれば、ところ構わず開催されます。 (否、本人は一応TPOを考えている?らしい…) もちろん無料だからラッキーともいえます。 お寿司屋さんでの開催は前回書いたとおり。 また同じ蔵前にあるビストロにおいては、行けば必ず…

小肌と煮蛤の旨い店

『わくわく大相撲ガイド』をくださった、なじみのお寿司屋さんとは 蔵前の「幸鮓」さん。 当時、このお店の目の前に住んでいた私たちは、 気になりながらも意を決しきれず、そのまま1年ほど経ってしまったのですが、 あるときからお店の入り口横に 「小肌と…

相撲=人生そのもの

昨晩、なじみのお寿司屋さんにいった折りに ご主人にわれわれ夫婦共著の新刊本をさしあげたところ、 そのお返しにと、『ハッキヨイ!せきトリくん わくわく大相撲ガイド』をいただいちゃいました♪ こちらは今年初めに河出書房新社から出版された、日本相撲協…

土俵の上に祀られているお稲荷さま

神社つながりで、今回はお稲荷さんについて。 3月末のことになりますが、大阪から快速電車で1時間ほどの丹波篠山を訪れました。 なにはともあれ、家康が豊臣家を抑え込むため まさに“突貫工事”で築かせたという篠山城址を見学。 その後、かつては城下町の商…

遷宮相撲

隠岐の海関の故郷である隠岐の島。 ここに伝わる「古典相撲」は、江戸・寛永年間に、 隠岐の国の一宮である水若酢(みずわかす)神社社殿の改築にあたって行われた 勧進相撲を起源とするといわれます。 現在では、神社の遷宮のほか、小学校の開校記念やダム…

再びお伊勢に参ります♪

伊勢神宮の式年遷宮では、 内宮、外宮の両正宮と、14の別宮で正殿をはじめ御垣内の建物すべてが新造されるので、 1回の遷宮で必要とされる檜は、なんと1万本に及ぶそうです。 これだけを考えても、遷宮には膨大な費用が必要であろうことは容易に想像がつく…

式年遷宮を前にお伊勢参り

ご存じのとおり今秋、式年遷宮を迎える伊勢神宮。 ここは日ごろから参拝者でにぎわっているのだろうと思いますが、 この20年に一度のビッグイベントについては、今年に入ってから喧伝されてきたせいもあってか、 私たちが訪れたのは7月の平日というのにすご…

気を失ったこと、ありますか?

突然ですが、みなさんは気を失ったこと、ありますか? 私は子どものころに一度だけ。 降りたバスの陰から飛び出して、対抗車線のクルマにはねられ、気づいたときは、 誰かに抱きかかえられていて目の前には大人たちの顔がたくさんありました。 救急車で病院…

さよなら、Sさん。さよなら、名古屋 (T_T)

名古屋に乗り込む先発隊のお迎えに始まり、毎年何かと部屋の面倒を見てくださっているというSさん。 名古屋場所中は、朝赤龍関の運転手も務めてくださっているそうです。 お相撲さんたちが名古屋に来るまでは72キロほどの体重が、 帰るころには78~79キロに…

32歳のベテラン、関取挑戦へ!!

きのう、名古屋の夫から部屋便り千秋楽号が届きました。 今号は心なしか活気ある紙面です。 今場所部屋への差し入れをしてくださった方々を列挙し、 感謝の意を示す「差し入れ御礼」のコーナーが いつにもましてにぎやかだから、ばかりではありません。 そう…

不在者投票の機会が多い人たち

日付けが変わって千秋楽の昨日は参議院選挙の投票日でもありましたね。 みなさん、投票にはいかれましたか? 相撲関係者は居住地を長期的に留守にすることが多いので、 タイミングが合えば期日前投票ができますが、 今回のように告示日にすでに東京を離れて…

黒ネコちゃん、相撲部屋に入門?!

夫が滞在中の名古屋の宿舎に、 ちょうど場所が始まったころ黒ネコちゃん(♂)が迷い込んできたそうで、 お相撲さんが「ジジ」と名付けちゃんこの残りをあげたりして、かわいがっているのだそうです。 大きな図体をしたお相撲さんが、子猫にごはんをあげてい…

股関節を動かして一生元気な体をつくる

私たち夫婦の初の共著本が本日発売になりました! 「股関節を動かして一生元気な体をつくる」(実業之日本社) 股関節は上半身と下半身をつなぐ大きな関節で、元気な体をつくるベース。 固まってしまいやすい股関節の動きをスムーズに保つにはシコトレがおす…

元行司さんが芥川賞候補に

川上弘美さんといえば、芥川龍之介賞や谷崎潤一郎賞など 数々の文学賞を受賞している女流作家さん。 10年ほど前にベストセラーとなった『センセイの鞄』をはじめ、 川上さんの小説は何冊か読んでいますが、私は彼女のたおやかな語り口が好きです。 さて、そ…

苦手を克服しましょっ♪

おとといの「作家の口福」(13日付け朝日“be”)で川上弘美さんは、 唯一の苦手な献立が鍋ものであることを告白されています。 「いちいちその場で作業しなければならない」ことや「ゆで加減をずっときづかっている」ことが「面倒」で、 さらに「この肉だんご…

お相撲と俳句とお弁当

相撲も俳句も、制約があるからこそ創意工夫が生まれ、技が磨かれる点で共通している としばらく前に書きましたが、 数日前の新聞を読んでいて、お弁当もその仲間なんじゃないかとひらめきました♪ 土曜日発行の朝日新聞別刷り“be”が好きで、毎週楽しみにして…

船上から見た満天の星☆

初めて徳之島を訪れたのが、夫の現役最後の年の春場所後。 2回目は5月場所後、入院中の義父のお見舞いに。 3回目は、その年の今日7月9日、名古屋場所が始まってすぐ(たしか2日目だったと思う)のこと、 前夜、義父逝去の知らせを受け、急いで徳之島に…

5回目の披露宴♪

七夕の今日、猛烈な暑さとともに名古屋場所が始まりました~☆ 場所とは関係ないけれど、徳之島ネタをさらに続けます。 私が初めて徳之島を訪れたのは、数年前の春場所後、 夫の両親に結婚の挨拶をしにいったときのことです。 春場所が始まってしばらくすると…